公立ルートを行く

公立中学校から高校受験を経て国公立大学に進学するルートの魅力を発信します

神奈川高校受験

教育受験ブログを書くことについて

2023年7月にこのブログを始めて、ちょうど7ヶ月が経過した。約3万人のみなさんに閲覧していただいた。感謝。 なぜこのブログを始めたのか。我が子(娘)は、小学校に上がる頃には公立ルートに向いていることがわかっていた。しかし、ネット上は「難関中高…

公立上位校3校(新城・市ケ尾・海老名)の入試速報をみる

今回は、このブログで取り上げている公立上位校3校の「ステップ生自己採点平均点」を見ていきたい。 新城高校: ステップ生の自己採点平均点は380.6点で前年比▲25.0点である。新城高校のレベルはやはり高い。学力向上進学重点校エントリー校で380点以下の学…

神奈川県公立高校入試速報をみる

2024年度神奈川県公立高校入試は2月14日(特色検査実施校は2月15日)に終わった。多くの親子が次にするのは、神奈川No1の塾であるステップの「ステップ生 自己採点平均点速報」を視聴することだと思う。学力検査の速報が2月16日、特色検査の速報が2月17日に…

2024年度神奈川県公立高校入試が終わった

2月14日の入試初日。午後3時40分過ぎに妻から電話がかかってきた。「体が傾いていた。これは心配と思っていたら、泣き出した。」と聞いた。 午後7時頃に塾の先生と自己採点し、当初の目標より20点ダウンだった。娘は試験直後の周りの受験生の話しぶりから、…

中3の2月は大学受験に向けた重要なスタート地点だ

2月14日朝。娘の高校受験は入試当日を迎えた。妻は4時半に起きて、弁当を作っている。 妻は「この瞬間に大学受験のことを考えている人は普通いない。」と言う。しかしだ。高校入試が終わったその瞬間から、大学受験に向けた戦いが静かにスタートすると思うの…

2024年度神奈川県公立高校 志願変更後倍率をみる

2月7日(水)20時過ぎに、2024年度の神奈川県公立高校倍率(志願変更後)が発表された。普通科の志願者数は33,814人で、前年度比▲667人(▲1.9%)である。 グループごとの志願者数 <トップ2校>横浜翠嵐 770(+62)/2.14倍湘南 586(+14)/1.63倍 計1,356…

神奈川県公立高校入試の直前に国私立高校一般入試が集中する!?

40人弱の娘のクラスでは、私立高校の推薦入試に合格して一足先に受験を終えた生徒もいれば、推薦入試で残念な結果となり、同じ高校の一般入試に再チャレンジする生徒もいる。公立志望で志願変更するか最後まで悩む生徒もいる。娘のクラスはみんな仲が良いの…

2024年度神奈川県公立高校倍率(志願変更前)をみる

1月31日、2024年度の神奈川県公立高校倍率(志願変更前)が発表された。普通科の志願者数は33,777人で、前年度比▲640人(▲1.9%)である。 志願変更期間は、2月5日(月)午前0時から2月7日(水)正午までとされている。大きな流れとしては、トップ2校(横浜…

高校入試の出願手続きはほぼ完了

先週、第1希望の県立高校、併願確約をいただいている私立高校、一般入試を受ける私立高校の3校への調査書郵送が無事に終わった。娘は、中学校からグループに分かれて指定された郵便局に行き、そこで郵送手続きをしたようである。 神奈川県の公立高校は、今…

神奈川県進学重点校の安全ライン

2月14日の神奈川県公立高校入試まで、あと1ヶ月を切った。1月24日午前0時からWeb出願が始まる。2月1日(またはその翌日)には出願倍率が発表される。2月5日午前0時から2月7日正午までが志願変更期間に設定されている。 出願する高校はほぼ決まっているとは…

全県模試(12月)が終わり、ラストスパートに入った

12月の全県模試の結果が出て、高校受験はラストスパートに入った。我が子については、ほどほどの成績だった。「これで安心」というわけにはいかない。 全県模試偏差値と入試得点の関係 内申と全県模試偏差値。公立高校の受験では、この2つの数値に従って最…

令和5年度進路希望状況を見る

2023年11月27日に、神奈川県教育委員会から「令和5年度公立中学校等卒業予定者の進路希望の状況」が発表された。約400の公立中学校等の卒業予定者67,019人が調査対象で、調査期日は10月20日である。 調査期日(10月20日)は、中3二学期の定期テストが実施…

仮内申を受け、受験校を決める

我が子(娘)は、仮内申でオール5をいただいた。これまでの頑張りを讃えたい。「この子はオール5で行くから、あなた、その科目の評価1つ上げなさい。」ぐらいの会話は職員室であったのではないかと想像する。学校からのメッセージが嬉しい。 中2の頃、娘…

高校受験は最も重要な局面を迎えている

世界では戦争が二箇所で同時に起きているが、日本では平穏な毎日が続いている。しかし、高校受験を控える親子の心は平穏どころではない。11月に入ってからは、不安で落ち着かない毎日だ。 進路説明会→定期テスト→仮内申 地域や学校によって多少の違いはある…

公立上位校の教育課程表を見る5つのポイント(総まとめ編)

学力向上進学重点校(以下、進学重点校)8校、学力向上進学重点校エントリー校(以下、エントリー校)8校、公立上位校3校の教育課程表を数回にわたって見てきた。今回は、総まとめをしたい。※エントリー校のうち、横須賀高校の教育課程表は残念ながら見つ…

公立上位校の教育課程表(新城・市ケ尾・海老名)

今回は公立上位校の中から、新城高校(川崎市)、市ケ尾高校(横浜市青葉区)、海老名高校(海老名市)の3校の教育課程表を見ていきたい。 ※各校HPに掲載(学校案内資料の中に入っている場合を含む)されている教育課程表に基づく。 新城高校 (令和6年度…

公立上位校の教育課程表(鎌倉・平塚江南・茅ケ崎北陵)

今回は、学力向上進学重点校エントリー校である鎌倉高校、平塚江南高校、茅ケ崎北陵高校の3校の教育課程表を見ていきたい。※各校HPに掲載(学校案内資料の中に入っている場合を含む)されている教育課程表に基づく。 鎌倉高校 65分授業である。 高1は共通…

公立上位校の教育課程表(希望ケ丘・大和・相模原・光陵・横浜平沼)

今回は、学力向上進学重点校エントリー校のうち、希望ケ丘高校、大和高校、相模原高校、光陵高校、横浜平沼高校の5校の教育課程表を見ていきたい。 ※学校HPの中で「教育課程表」として掲示している場合や、学校説明資料(受験生向け)の中に令和6年度入学…

進学重点校の教育課程表その2(横浜緑ケ丘・多摩・小田原)

令和6年度から、神奈川県の学力向上進学重点校(以下、進学重点校)として、新たに横浜緑ケ丘、多摩、小田原の3校が指定された。これで神奈川県の進学重点校は8校になる。この3校はSSH(スーパーサイエンスハイスクール)指定校である。 今回は、この3…

進学重点校の教育課程表で見る教育方針の違い

学習指導要領が2020年に改定され、社会や生活の場で活用できる「知識・技能」、未知の状況にも対応できる「思考力・判断力・表現力」、学んだことを社会に生かそうとする「学びに向かう力」の3つの資質・能力を育成していくことが学習目標に設定された。この…

慶応女子と国公立トップ校を併願する背景

早慶附属高校の合格者は二極化している これまでに「早慶附属高校を目指す背景(男子編)」を書いたが、これは早慶附属高校を第1希望にしている生徒の話であった。早慶附属高校の合格者は、男女を問わず、早慶附属高校を熱烈に希望する生徒と、実は首都圏の…

横浜サイエンスフロンティアは高校受験でこそ狙いたい

横浜サイエンスフロンティア高校は、神奈川県の公立中高一貫校(横浜市立)であり、また高校から入学できる学校である。2023年入試の学力検査合格者平均は432.8点*1で、学力向上進学重点校である厚木高校や川和高校を上回った。また、2017年4月に開校した附…

神奈川県立高校か都立高校か 町田市周辺の地理的事情

ある時期、子供の将来の進路として、神奈川県立高校と東京都立高校のどちらが良いのか、真剣に考えたことがある。それというのも、東京都町田市が地理的には神奈川県に入り込んでいて、一駅違えば東京都民にもなれるからである。 東急田園都市線の長津田駅か…

湘南高校を目指すなら 実技3教科で5を取りたい

湘南高校の魅力については語るまでもない。神奈川県民なら誰でも憧れる「湘南ブランド」。湘南の海、加山雄三、サザンオールスターズ、スラムダンク、そして湘南高校だ。 湘南高校を第一希望にする難しさ 湘南高校は、神奈川県の学力向上進学重点校(以下、…

市ケ尾高校は文武両道を行く公立上位校

市ケ尾高校は、横浜北部の公立上位校である。スポーツでの活躍が目立つが、大学合格実績も良い。実は、市ケ尾高校の隠れたライバルはMARCH附属高校ではないかと思う。 2024年入試選考基準 市ケ尾高校は、55型(内申5、学力検査5)を採用する。また、実技…

海老名高校はなぜ学力検査重視の入試選考基準を採用したのか

海老名高校は、県央地区の公立上位校である。同校は、2024年入試選考基準として37型(内申3、学力検査7)を採用した。学力検査を重視した37型は、神奈川県公立高校(全日制)のうち10校しか採用していない。各校それぞれに戦略的な意図があるはずであ…

早慶附属高校を目指す背景(男子編)

男子中学生の場合、女子と違って早慶附属高校の選択肢が多い。今回は、男子中学生が早慶附属高校を目指す背景について考えてみたい。 早慶に入るタイミング問題 中学受験で早慶附属中学に入るのと、高校受験で早慶附属高校に入るのとでは、どちらの方が狙い…

MARCH附属高校を目指す背景(女子編)

なぜ、MARCH附属高校の人気が高いのか 子供(娘)が通う横浜市の公立中学校では、私立高校に進学する生徒の方が公立高校に進学する生徒よりも多い(年によって変動するが、55対45ぐらい)。そして女子に人気なのがMARCH附属高校である。女子中学生(とその母…

柏陽高校と厚木高校の入試選考基準に現れたスタンスの違い

神奈川県公立ナンバー3(No3)の地位を確立した柏陽高校と、県央地区トップの厚木高校。今回はこの両校のライバル関係について考えてみたい。 両校へのアクセス 両校は地理的にかなり離れているが、柏陽高校がJR根岸線本郷台駅から徒歩5分とアクセスが良く…

東京学芸大学附属高校の合格ラインはどこか

首都圏トップ校(横浜翠嵐、日比谷)の受験生が併願する東京学芸大学附属高校(以下、学附)の入試難易度は、正規合格者+繰り上げ合格者で考えた場合、本当のところはどの程度なのだろうか。首都圏トップ校以外の受験生にも合格のチャンスはあるのだろうか…