公立ルートを行く

公立中学校で3年間を過ごし、高校受験を経験して、自分のベスト大学に進学する教育ルートの魅力を発信します

高校の理系教科の先生たちへの期待

高校入学式を終えた翌週のある日の夕食時に、娘が高1の最初の授業の話をしてくれた。国語と社会の先生は、授業時間を全て使って自己紹介をしたそうである。その話はとても興味深く、教える教科の内容に関係していて、この先生達に学ぶことがとても楽しみに…

通学中に読む!高校数学でわかる相対性理論

竹内淳先生の「高校数学でわかる」シリーズは、高校物理から大学物理への橋渡しとなる良書である。自分がこのシリーズから一冊だけ選ぶとすれば、やはり「高校数学でわかる相対性理論」になる。 久しぶりに読んでみたが、いやぁ〜難しい。しかし、子供(娘)…

R6版:相模原高校の高大連携講座は将来を見据えた教育プログラム

相模原高校は、学力向上進学重点校エントリー校であり、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)指定校である。地理的にやや難があるためか(神奈川県の北西の端に近いところに位置している)、ここ数年の入試倍率は低い。2024年度入試の最終倍率は1.23倍であ…

高校の部活選びは大変だ

高校の入学式を無事に終えて(自分は仕事で行けず、妻と義祖母の二人が出席)、娘の部活選びが始まった。中学校の時と同じ運動部に入る予定だったが、先輩部員が少なく(これはちょっと警戒シグナル)、新しい友達と一緒に仮入部したが歓迎ムードではなかっ…

通学中に読む!国際政治 恐怖と希望

自分は読書家ではない。1年間殆ど新しい本を読まなかった年もある。しかし、娘が4月に高校生になるタイミングで読書欲が湧いてきた。理由は簡単で、自分がこれまでに読んで感銘を受けた本を娘に勧めたいからである。 中公新書の「国際政治 恐怖と希望」は…

R6版:九州大学共創学部の受験戦略について考える

九州大学共創学部は2018年4月に新設された学部である。2024年2月に東京大学がCollege of Design(仮称)構想を発表したが、文理融合型教育で地球規模の課題を解決する人材を育成するという試みは、九州大学共創学部がすでに始めている。 文理融合型教育とい…

横浜翠嵐・湘南と学附の併願プラン

横浜翠嵐高校の2024年度入試結果は、受験者746人(受験後取消33人)に対して合格者361人となった。受験者数は前年度比+60人で、入試倍率は1.79倍から1.98倍に上昇した。 ステップの横浜翠嵐高校合格者数は148人で、前年度比+16人と増えたが、合格率は前年…

R6版:秦野高校は思考力・応用力を育成する公立上位校

秦野高校が旧学区トップ校であることは知っていたが、地理的に遠いので、これまであまり注目してこなかった。神奈川県公立高校の2024年度大学合格実績を眺めていて、国公立大学合格者数が多いことに今更ながら気が付いた。 海老名高校や座間高校の方が秦野高…

東工大・一橋大の合格者数が示す「自分のベスト校戦略」

「東京大学合格者数ランキングから何を読み取るか」の最後に、「ワンランク下を狙う受験戦略」は「自分のベスト校を受験する」とほぼイコールであるとした。 「ワンランク下」にはネガティブな響きがある。もし、学歴が人生の全てを決めるのであれば、何とし…

通学中に読む!大学入試問題で読み解く「超」世界史・日本史

この本をずっと読まずに本箱の中に眠らせていた。 ある時から週刊新潮の巻頭コラムを読むようになり、博覧強記の書き手の振れ幅の大きいストーリーに魅せられるようになった。書き手は片山杜秀氏で、慶應義塾大学法学部教授(専門は政治思想史)である。そし…

東京大学合格者数ランキングから何を読み取るか

2024年度入試の東大合格者数は2,993人(一般選抜のみ)とのことだ。2024年度大学入学共通テストの受験者(457,608人)を分母にすると、東大合格者の割合は0.65%になる。 日本高等学校野球連盟(高野連)の調査によると、高校硬式野球部の部員数は128,357人(…

全県模試にどう挑むか

神奈川全県模試にどう挑むか。人ぞれぞれと言ってしまえばそれまでだが、子供(娘)の受験を通じて考えたことを書きたい。 第4回(9月)と第7回(1月)が重要 <2024年度日程> 3/24 全県チャレンジ5/26(第1回)、7/7(第2回)8/25(第3回)、9/29(…

神奈川県公立上位校の横浜国大合格者数をみる

3月になるとやっぱりサンデー毎日を買う。今年は、3月24号(国公立大学前期日程合格者数を特集)と4月7日号(国公立大学前後期合計の合格者数を特集)の横浜国大の合格者数に注目してみた。 2つの号の間で横浜国大の合格数は増える。この増加数は、一般選抜…

自分のベスト校を受験する

高校受験であれ大学受験であれ、「自分のベスト校」を受験することができれば、ほぼ間違いなく受験に成功する。 自分のベスト校は、合格ゾーンのど真ん中で合格できる学校になると思う(ど真ん中より上位で合格できればそれに越したことはない)。 自分のベ…

公立中学校の内申は何事にも全力で取り組むことで自然に上がる

4月から中学生になる子供の親は、子供の公立中学校での成績がどうなるか、期待と不安が入り混じっていることと思う。新中2生、新中3生になる子供の親は、「先生、そろそろ、うちの子の内申上げてよ」と思う時期である。自分がまさにそうだった。 定期テス…

段ボール1箱分の高校教材が宅急便でドンと到着

3月上旬に購入手続きをした高校教材(教科書、副教材)が宅急便でドンと届いた。段ボール1箱分。高1でこんなに勉強するんだ。 4月に高校に進学する生徒は、3年後の大学受験に向けて、いつからどの塾に通い始めるのか、あるいは塾なしで行くのか。こんなこ…

高校入学後の進路選択:文系か理系か

高校入学後に重要な選択が2つある。 文系か理系か 物理か生物か 今回は文系・理系の進路選択について考えていきたい。 結論を先に言ってしまえば、正解は人それぞれだと思う。 数年前の文部科学省調査によると、高校生の文系理系の割合は、文系68%、理系32…

中学校卒業から高校入学までのトランジション

自分は土曜日の午後3時台にドライブをする。その時、J-Waveでオンエアーされる「週末にオープンする図書館、BIBLIOTHECA(ビブリオシカ)」を聴く。毎回一つのテーマが選ばれ、図書館長の山口周氏がわかりやすく解説してくれる。図書館司書は長濱ねるさんだ…

国公立大学合格者数速報をみる

3月中旬、サンデー毎日が「超速報!東大・京大 大学合格者ランキング」を特集する。さて、神奈川県の公立上位校はどうなったか。 東大合格者数では、横浜翠嵐・湘南と他の進学重点校の差が開いた 横浜翠嵐35人→37人(現役合格者数)、湘南13人→14人(同左)…

中学校卒業式、新たな旅立ち

中学校の卒業式に感動した。入学した時はまだ子供だったが、卒業を迎えた今は大人の一歩手前だ。みんな大きく成長した。体育館に入場する時、全員が晴々しい顔をしていた。 卒業証書を授与される瞬間が「最高の時」と想像していたが、違っていた。答辞の後の…

5ヶ月前の合唱コンクールに感動した

先週末、娘が部活の3年生約10人で打ち上げをしている間、自分と妻は文化祭での合唱コンクールのDVDを見た。最初は面白半分に見ていたが、生徒達が心を一つにして合唱している姿を見て、思わず感動してしまった。 小学校の授業参観で娘の席の近くにいた元気な…

日比谷高校の志願者減少と高校授業料無償化

日比谷高校の2024年度入試の志願者数が459人となり、前年度の581人から122人減少した。最終的には354人(前年度は474人)が受験して268人が合格したが、辞退者18人で定員割れとなり(募集人員253人)、5年ぶりに二次募集を実施する(といっても募集人員は2人…

神奈川高校受験塾の勢力図

神奈川県の公立高校受験塾のトップ3は、ステップ(ハイステップを含む)、臨海セミナー、湘南ゼミナールである。公立上位校合格者の塾別割合(合格者占有率)で評価すると、ステップの圧勝である。 横浜翠嵐 大手塾の営業(生徒募集活動)において、横浜翠…

2039年の未来では学歴より学習意欲が大事になる

最近、2023年の出生数が75.8万人であったと報じられた。前年比5.1%減である。今年高校受験をした15歳の人口は約109万人なので、15年間で30%減少したことになる。このペースでいくと、15年後の2039年には60万人を割り込んでいるはずである。 2024年度大学入…

MARCH附属高校を目指す背景 再考

これまでに、大学附属高校を目指す背景について数件の記事を書いたが、神奈川県の2024年度高校入試が終わり、認識を改める部分があった。 MARCH附属高校に進学する男子はナイスガイが多い 娘の中学校の男子生徒を見て思うことは、MARCH附属高校に進学する男…

進学重点校エントリー校はなぜ入試倍率以上の激戦なのか

公立高校入試は1校しか受験できない。神奈川県の場合、学力向上進学重点校エントリー校を受験するか、ワンランク下の公立上位校を受験するか、この判断が一番難しいと思う。エントリー校と公立上位校の差は確かにある。大学合格実績も違うし、「エントリー…

公立高校入試合格までの軌跡

2月28日、娘は中2の初めに自分で決めた第1志望の公立高校に合格した。 公立高校入試は重い。受験生にとって絶対的な第1希望だからだ。入試倍率は大学入試に比べたら低いが、学力の近い層が集まって戦う激戦だ。娘の友達でも合格した子もいれば残念だった…

教育受験ブログを書くことについて

2023年7月にこのブログを始めて、ちょうど7ヶ月が経過した。約3万人のみなさんに閲覧していただいた。感謝。 なぜこのブログを始めたのか。我が子(娘)は、小学校に上がる頃には公立ルートに向いていることがわかっていた。しかし、ネット上は「難関中高…

公立上位校3校(新城・市ケ尾・海老名)の入試速報をみる

今回は、このブログで取り上げている公立上位校3校の「ステップ生自己採点平均点」を見ていきたい。 新城高校: ステップ生の自己採点平均点は380.6点で前年比▲25.0点である。新城高校のレベルはやはり高い。学力向上進学重点校エントリー校で380点以下の学…

神奈川県公立高校入試速報をみる

2024年度神奈川県公立高校入試は2月14日(特色検査実施校は2月15日)に終わった。多くの親子が次にするのは、神奈川No1の塾であるステップの「ステップ生 自己採点平均点速報」を視聴することだと思う。学力検査の速報が2月16日、特色検査の速報が2月17日に…