公立ルートを行く

公立中学校で3年間を過ごし、高校受験を経験して、自分のベスト大学に進学する教育ルートの魅力を発信します

2024年度神奈川県公立高校入試が終わった

 2月14日の入試初日。午後3時40分過ぎに妻から電話がかかってきた。「体が傾いていた。これは心配と思っていたら、泣き出した。」と聞いた。

 

 午後7時頃に塾の先生と自己採点し、当初の目標より20点ダウンだった。娘は試験直後の周りの受験生の話しぶりから、自分も40点ぐらいはダウンしたと思ったようである。

 

 午後3時40分過ぎから午後7時頃まで、親子ともども、第1希望の公立高校を一旦は諦めかけた。

 

 2月15日の入試二日目。特色検査を終えて、塾の先生に挨拶に行き、家に戻ってきた。夜に自己採点に行く予定であったが、偏頭痛(こんなことは普段ない)がひどくなり、この日に自己採点はできなかった。緊張から解かれた時に出る偏頭痛のようで、夜にはケロッとしていた。

 

 2月16日。午前中は学校に行き、午後3時半過ぎに塾に行った。塾の先生と30分以上話をして心を落ち着かせてから特色検査の自己採点をし、目標点ピッタリであった。

 

 2月28日の合格発表までは落ち着かない日々を過ごすことになるが、なんとか踏ん張れたように思う。

 

 今回の入試は、いろいろ議論されるだろう。受験生全体で去年よりも15点〜30点下がってしまったのだから。個人差があるので、全員が一律に下がるとは限らない。内申点、模試、そして過去問の結果に従って適正校を選んだはずなのに実力が発揮できず、公立高校に行くつもりだったのに私立高校になってしまったら、経済的な問題も関係してくる。

 

 公立高校の共通問題は安定的なものであるべきだと思う(変化は少しづつ)。東京都のように自校作成校と共通問題校に分けるか、あるいは大阪府のように入試問題をABCに分けるか、こういう議論が出てきてもおかしくない。しかし、それはそれでまた、大きく変わるので大変なことになる。