公立ルートを行く

公立中学校で3年間を過ごし、高校受験を経験して、自分のベスト大学に進学する教育ルートの魅力を発信します

2024-01-01から1年間の記事一覧

高1で知る!名古屋大学文学部の学校推薦型選抜(2025 年度版)

名古屋大学文学部の令和7年度学校推薦型選抜募集要項が7月9日付で公開された。11月上旬出願、12月9日合格発表の短期決戦だ。 募集人員15名 文学部の募集人員は125名で、一般選抜(前期日程)110名(募集人員の88%)、学校推薦型選抜15名(同12%)。 学校推…

高校物理の難易度を知る!力積と運動量

力積は力(F)と時間(t)をかけたもので、運動量(p=mv)の変化とイコールになる。 力積Ft=運動量p(mv)の変化 力積と運動量という二つの独立した物理量があって、上の関係式が成り立っているわけではない。力を時間積分(時刻t0から時刻t1まで)すると…

夏の高校野球神奈川大会:公立高校を応援する

7月7日(日)から高校野球神奈川大会が始まり、熱戦が繰り広げられている。今日で2回戦が終わり、7月13日(土)から3回戦が始まる。 先週日曜日に、公立高校同士の対戦をYahooのライブ配信で視聴した。最後はあっけない幕切れだったが、どちらの学校も勝た…

高1の夏休み中に決める進路:物理か生物かで悩む

高1の娘は、夏休みが終わる頃には、文系、理系(化学・物理)、理系(化学・生物)のいずれに進むか、事実上の選択をするはずである。 文理選択では、理系に決めたようだ。手前味噌だが、「親子の会話」がきっかけとなって、娘の中で結論が出たのかもしれな…

高1で知る!オープンキャンパスに行く

娘は、高校の同級生数人と相談して、夏休み中に大学のオープンキャンパスに行くようだ。しかし、どの大学に行くかを決めるのがなかなか難しい。仲間一人一人の興味のある学部学科が違うのである。 獣医になりたいので獣医学部を訪問したい、生物学科を訪問し…

高校数学の難易度を知る!集合と論理

集合と論理はこれまで地道な印象しかなかったが、文系理系を問わず、一番有用な単元の一つかもしれない。入門問題精講の池田洋介先生の説明がとにかく楽しい。「かわいい猫の集まり」から話を始めるところがうまい(猫好きかな)。 ド・モルガンの法則 集合A…

東進ハイスクール講師陣の90秒動画を見た

最近、高1の娘は理系で物理を選ぶと言い出した。本人の中で決まったのだろうか。 高3になったら、東進ハイスクールか河合塾のお世話になるのかな、と真面目に考え始めている。高3の前半は部活動との両立なので、東進が第1候補になりそうだ。 娘は高校受…

高校物理の難易度を知る!力学的エネルギー

力学的エネルギーは、運動エネルギーと位置エネルギーを合わせたものである。 運動エネルギー 1/2mv^2 (m:質量、v:速さ) 重力による位置エネルギー mgh (g:重力加速度、h:高さ) 弾性力による位置エネルギー 1/2kx^2 (k:ばね定数、x:伸び縮みの長…

文理選択に関する親子の会話

文理選択は難しい。子供(娘)には良い選択をしてもらいたい。最近、以下のような親子の会話をした。 父: 法学部は、弁護士とか裁判官を目指すか、東京都庁とか神奈川県庁とかの職員になるか、司法の世界や公務員を目指すのに向いている学部だよ。 子供: …

高校数学の難易度を知る!確率

入門問題精講の池田先生曰く、「確率は基本的に場合の数の比」とのことである。従って、組合せの公式である5C2や順列の公式である5P2を使いこなす必要がある。 4人(A、B、C、D )がジャンケンをするとき、1人が勝つ確率、2人が勝つ確率、3人が勝つ確率…

四薬科大学の高い学費はペイするのか

私立大学の薬学部は学費が高いし(6年間で約1200万円)、薬剤師という仕事の魅力が今一つピンとこないので、「我が家とは縁がない」とあまり考えたことがなかった。 しかし、子供(娘)が進学した公立高校の卒業生の進路をよ〜く眺めると、薬学部に進む人が…

高校物理の難易度を知る!力のモーメント

物理の入門問題精講で楽しく復習している。運動方程式の次に登場するのは「剛体のつり合い」だが、これは物理基礎では習わず、物理で習うようだ。 大きさを持つが変形をしない物体を剛体という。剛体を回転させる作用を表す量を「力のモーメント」という。数…

生命保険会社に就職するか〜少子化加速・AI進化でどう変わる

生命保険会社とは一見関係のない話題からスタートする。日銀は2024年7月に開催される金融政策決定会合で国債買い入れ減額の具体案を決定する見込みである。最近、これよりもインパクトのあるニュースが報じらた。財務省が国債発行の年限を短期化する方向で検…

川和高校の教育課程・大学合格実績・入試難易度(2025年度版)

川和高校の2024年度大学合格実績は非常に良かった。高校入試の方は募集人員が減り(358→319)、最終倍率が1.20倍(前年度は1.16倍)となった。 以下、教育課程表の特徴、大学合格実績、入試難易度の順に見ていきたい。 川和高校の設立は1962年で、伝統校に比…

高1で知る!東京農工大学の学校推薦型選抜(2025年度版)

東京農工大学の学校推薦型選抜の概要が同大学HPに掲載されている。正式の募集要項は8月下旬に発表される。 学校推薦型選抜の概要 大学入学共通テスト後に出願する。出願書類(推薦書、調査書、志望理由書)により適正と判断した者を対象にして、共通テスト…

高1で知る!東京農工大学の工学部SAIL入試(2025年度版)

東京農工大学の工学部SAIL入試(総合型選抜)の概要(2025年度版)が同大学HPに掲載されている。正式の募集要項は7月中旬頃に発表される。 高1で知る!と付けたが、もちろん高3の今知ってもまだ間に合う。 2024年度(昨年度)の日程は、9月上旬:出願期…

高校数学の難易度を知る!順列と組合せの公式

「場合の数」の後半に入ると、いよいよ順列の公式と組合せの公式が登場する。 順列の公式 n個の異なるものからr個のものを取り出して並べる順列の数 nPr = n(n-1)(n-2)・・・(n-r+1) 組合せの公式 n個の異なるものからr個のものを取り出す組合せの数 nCr = n…

柏陽高校の教育課程・大学合格実績・入試難易度(2025年度版)

柏陽高校の2024年度大学合格実績は、全体的にはほぼ前年並みであったが、中身を見ると準難関国立大学の合格者数が大きく減少した。高校入試の方は、最終倍率が1.34倍(前年度は1.37倍)となり、入試難易度はやや易化した。 以下、教育課程表の特徴、大学合格…

高校物理の難易度を知る!運動方程式

運動方程式は、高校物理で習う力学で最も重要な公式だと思う。 F(力)=m(質量)× a(加速度) 力の単位はN(ニュートン)。1N=1kg・m/s^2(1kgの物体に1m/s^2の加速度を生じさせる)。 ニュートンの「運動の第二法則」である。加速度は速度を微分(位置…

「数学の世界史」を読む

加藤文元氏(東京工業大学名誉教授)の「数学の世界史」を読んだ。2024年2月に初版発行なので、新しい本である。個人的に一番印象に残ったところを紹介したい。 古代ギリシャの論証数学 古代ギリシャでなぜ哲学が生まれ、数学や物理が飛躍的に発展したのか、…

高1で知る!北海道大学フロンティア入試(2025年度版)

北海道大学の令和7年度(2025年度)フロンティア入試学生募集要項が5月31日に公表された。 北海道大学のフロンティア入試は、募集人員が少ない点を除けば、悪くない総合型選抜だと思う。フロンティア入試Type Iは共通テストありだが、その利用目的が限定され…

厚木高校の教育課程・大学合格実績・入試難易度(2025年度版)

厚木高校の2024年度大学合格実績は、前年度よりも良かった。高校入試の方は、最終倍率が1.38倍(前年度は1.21倍)となり、入試難易度は上昇した。 以下、教育課程表の特徴、大学合格実績、入試難易度の順に見ていきたい。 厚木高校は、1902年に神奈川県立第…

大学合格実績は三つの指標で評価する(2024年版)

昨年、「大学合格実績は二つの指標のバランスで評価する」と題した記事を書いた。以下の二つの指標である: 難関国公立大学現役合格率 国公立大学現役合格率 www.dtline2002.com 既卒生を含めた合格率に変更する 今回、この指標の中にある「現役」の二文字を…

高校数学の難易度を知る!場合の数の考え方

「問題精講シリーズは、基礎問題精講→標準問題精講と進めば十分でしょう。さすがに入門問題精講は簡単すぎてやる必要はないでしょう。」というのが、数学が苦手ではない人の見立てではないかと思う。 自分はだんだん入門問題精購が好きになってきた。数学I・…

高1最初の定期テストで何が決まるのか

4月の入学式の頃が懐かしい。6月に入った。今この瞬間、中学生や高校生、そして生徒の親はどんなことを考えているだろうか。 公立中学校の中学1年生であれば、初めての定期テストで何点取れるか、期待と不安が高まっていると思う。5教科で400点以上取れた…

生成AIの普及で大学受験の小論文は成り立つのか

2024年5月、エヌビディア(Nvidia)が第1四半期の決算を発表し、売上高が前年同期の3.6倍になった。売上高は260億ドルである。 AI向けGPUで市場を独占しているとはいえ、この規模の会社で売上高が3.6倍になるのは信じ難い。爆発的なAI投資が行われているこ…

高校物理の難易度を知る!浮力

高校の物理基礎で習う浮力(F)の公式は簡単で、 F=ρVg ρ:液体の密度(kg/m^3) V:液体中にある物体の体積(m^3) g:重力加速度(m/s^2) アルキメデスの原理(水中の物体にはその物体が押しのけた水に働く重力と同じ大きさの浮力が働く)そのものだ。水…

子供は高校生活にようやく慣れてきた(5月下旬)

4月に子供(娘)が公立高校に入学して、最初の1ヶ月はほんとに大変そうだった。しかし、GWが開けてからは、通学にも慣れ、部活は楽しく、クラスは楽しく、授業も楽しいということで、高校生活にようやく慣れてきた感じがする。 「3点固定」は、起床時刻だ…

高校数学の難易度を知る!平面図形

「図形と計量」は数学I、「図形の性質」は数学Aに入っている。殆どの受験生にとってこの区別はどうでも良いはずである。 3角形の面積は底辺×高さ÷2で決まりでしょ!とはならず、数I・Aはこれだけではないことを教えてくれる。3辺の長さがわかれば三角形の…

夏目漱石の前期三部作を読む

自分は小説をあまり読まないが、なぜか夏目漱石の小説は時々思い出したように読む。 小学生か中学生の時に児童文学用の「坊っちゃん」(1906年)を読んだのが最初だったかもしれない(記憶が定かでない)。高校の国語の授業で「こころ」(1914年)を読んだの…