公立ルートを行く

公立中学校、公立高校で文武両道を目指し、自分のベスト大学に進学する!!

2023-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ユニークな総合型選抜!滋賀大学データサイエンス学部

滋賀大学は、2017年に国内初のデータサイエンス学部を創設した。同学部は、琵琶湖の畔の彦根キャンパス内にある。 以下の記事を参照: データサイエンス学部は文理融合型で時代の最先端を行く - 公立ルートを行く 総合型選抜I【オンライン講座受講型]の概要…

慶応女子と国公立トップ校を併願する背景

早慶附属高校の合格者は二極化している これまでに「早慶附属高校を目指す背景(男子編)」を書いたが、これは早慶附属高校を第1希望にしている生徒の話であった。早慶附属高校の合格者は、男女を問わず、早慶附属高校を熱烈に希望する生徒と、実は首都圏の…

指定校制学校推薦型選抜が狙い目!横浜市立大学データサイエンス学部

横浜市立大学データサイエンス学部(2018年創設)は、この分野の先駆者である。今回は、同学部の学校推薦型選抜と総合型選抜を見ていきたい。 以下の記事を参照: データサイエンス学部は文理融合型で時代の最先端を行く - 公立ルートを行く 指定校制学校推…

データサイエンス学部は文理融合型で時代の最先端を行く

データサイエンス学部の先駆けは滋賀大学と横浜市立大学 2017年に滋賀大学がデータサイエンス学部を創設したのが始まりである。それに続いて、2018年に横浜市立大学がデータサイエンス学部を新設した。 2023年はデータサイエンス学部の新設ラッシュ 2023年4…

国公立大学の学校推薦型・総合型選抜は時代の要請

文部科学省が9月に「令和6年度国公立大学入学者選抜の概要」を公表し、各社からその分析結果が報じられている。国公立大学の学校推薦型・総合型選抜の募集人員の全体に占める割合が23.0%となり、過去最高を更新したようだ。 国公立大学の学校推薦型・総合型…

東工大向きか筑波大向きかで変わる大学受験戦略

親としては、我が子が東京工業大学(以下、東工大)に将来入れるなら、生活費もかからない(神奈川県在住)し、これに勝るものはないのだが、東工大は高くそびえ立つ難攻不落の冬山のように見える。実力がないのにアタックすれば遭難必至である。 東工大の場…

藤井八冠の対局を見て思うタイムマネジメントの重要性

私はいわゆる「観る将」*1である。藤井聡太棋士が2016年にプロデビューしてから、2023年10月11日に王座を獲得して史上初の八冠になるまで、藤井棋士の対局を abemaTVや将棋アプリで観戦してきた。 北斗神拳2000年の歴史で最強の男がケンシローなら、将棋400…

横浜サイエンスフロンティアは高校受験でこそ狙いたい

横浜サイエンスフロンティア高校は、神奈川県の公立中高一貫校(横浜市立)であり、また高校から入学できる学校である。2023年入試の学力検査合格者平均は432.8点*1で、学力向上進学重点校である厚木高校や川和高校を上回った。また、2017年4月に開校した附…

神奈川県立高校か都立高校か 町田市周辺の地理的事情

ある時期、子供の将来の進路として、神奈川県立高校と東京都立高校のどちらが良いのか、真剣に考えたことがある。それというのも、東京都町田市が地理的には神奈川県に入り込んでいて、一駅違えば東京都民にもなれるからである。 東急田園都市線の長津田駅か…

中2国語の「クマゼミ」は中学生を科学的探究へと誘う

中学2年の国語の授業で、「クマゼミ増加の原因を探る」(以下、「クマゼミ」)を習う。元京都大学教授の沼田英治先生の研究成果だ。 小4の学習テーマ「ごんぎつね」は小学生を深い学びへと誘うが、中2の「クマゼミ」は中学生を科学的探究へと誘う。 小4で…

「相互確証破壊」という理論を産んだ頭脳

国家間の軍事的な関係において、「相互確証破壊」という理論ほど、その誕生から現在に至るまで、有効に機能してきたものはないのではないだろうか。しかし、この理論が有効に機能しない世界情勢になりつつあるように思える。 相互確証破壊 1965年にアメリカ…

湘南高校を目指すなら 実技3教科で5を取りたい

湘南高校の魅力については語るまでもない。神奈川県民なら誰でも憧れる「湘南ブランド」。湘南の海、加山雄三、サザンオールスターズ、スラムダンク、そして湘南高校だ。 湘南高校を第一希望にする難しさ 湘南高校は、神奈川県の学力向上進学重点校(以下、…

「ゾウの時間 ネズミの時間」と高校数学

少し前の話になるが、子供(娘)が中学生になって生物に興味を持つようになったので、何の気なしに「ゾウの時間 ネズミの時間」(著者は本川達雄東京工業大学名誉教授)をアマゾンで買って渡した。1ヶ月ぐらいして、読むのに随分苦労していたので、自分で本…

市ケ尾高校は文武両道を行く公立上位校

市ケ尾高校は、横浜北部の公立上位校である。スポーツでの活躍が目立つが、大学合格実績も良い。実は、市ケ尾高校の隠れたライバルはMARCH附属高校ではないかと思う。 2024年入試選考基準 市ケ尾高校は、55型(内申5、学力検査5)を採用する。また、実技…