2月28日、娘は中2の初めに自分で決めた第1志望の公立高校に合格した。
公立高校入試は重い。受験生にとって絶対的な第1希望だからだ。入試倍率は大学入試に比べたら低いが、学力の近い層が集まって戦う激戦だ。娘の友達でも合格した子もいれば残念だった子もいた。もうみんな公立高校入試に挑んだ仲間だ。
自分は今日、どんなことを書こうかといろいろ考えたが、このブログらしくいこうと思う。今回は、娘の合格までの軌跡を簡略に記したい。
英語・数学
個人塾で週2回の授業を受けた。英語と数学の授業では、前半に独自のテスト問題を解き、10分間の休憩を入れて、後半に先生が解法などを解説するスタイルであった。他の塾よりは雑談の時間が長かったはずである(帰宅してから雑談の話をよくした)。翌週のテストの単元が示されるので、自分でテスト対策をした。
2時間+αで1教科。詳細な解説。楽しい雑談のひと時。自分で考えて予習。これが娘には合っていた。定期テスト対策はゼロだった。
理科
中2の秋から月曜日に個別指導を受けた。
娘が通う中学校では、理科で90点台を取るのが容易ではなかった。関門となる問題が出される。この問題への対応のため、個人塾の先生に理科の指導をお願いした。
国語・社会
娘は自学で対応した。「全国高校入試問題正解」の問題を解いたようである。
娘が通う中学校の国語と社会の授業のレベルは高い(主体的に取り組むなら、学びは深い)。これがベースとなって、自学での対応を可能にしたのだと思う。
特色検査
中3の10月から土曜日に個別指導を受けた。
5教科の仕上がりを待った。入試本番では目標点を取ることができた。
理科と特色検査は個別指導を受けたが、塾代は大手塾に比べてかなり安かった。娘は将来、この塾のチューターになって恩返しをしなければならない。
全県模試
中3の8月から受け始めた。戦いの準備が整う8月後半がちょうど良いという判断であったが、想定通りの偏差値を取ることができた。
まとめ
今振り返ると、独自の高校受験対策であったように思う。個人塾の先生が娘の個性を見極めて、自主性を発揮する余地を作ってくれたのが大きかった。勉強に集中している時期とそうでない時期はあった。娘は自分でエンジンをかけ直さないといけない。親としては、内心はヤキモキする時もあったが、エンジンがかかるのをじっと待った。
娘は学校活動を一番大事にし、その上で受験勉強に取り組む姿勢を貫いた。中学校での深い学び、個人塾での入試対策、そして自学。この3つがうまく機能し、娘は中学校の3年間を通じて、学習することが好きであり続けた。