2024-01-01から1年間の記事一覧
自分は土曜日の午後3時台にドライブをする。その時、J-Waveでオンエアーされる「週末にオープンする図書館、BIBLIOTHECA(ビブリオシカ)」を聴く。毎回一つのテーマが選ばれ、図書館長の山口周氏がわかりやすく解説してくれる。図書館司書は長濱ねるさんだ…
3月中旬、サンデー毎日が「超速報!東大・京大 大学合格者ランキング」を特集する。さて、神奈川県の公立上位校はどうなったか。 東大合格者数では、横浜翠嵐・湘南と他の進学重点校の差が開いた 横浜翠嵐35人→37人(現役合格者数)、湘南13人→14人(同左)…
中学校の卒業式に感動した。入学した時はまだ子供だったが、卒業を迎えた今は大人の一歩手前だ。みんな大きく成長した。体育館に入場する時、全員が晴々しい顔をしていた。 卒業証書を授与される瞬間が「最高の時」と想像していたが、違っていた。答辞の後の…
先週末、娘が部活の3年生約10人で打ち上げをしている間、自分と妻は文化祭での合唱コンクールのDVDを見た。最初は面白半分に見ていたが、生徒達が心を一つにして合唱している姿を見て、思わず感動してしまった。 小学校の授業参観で娘の席の近くにいた元気な…
日比谷高校の2024年度入試の志願者数が459人となり、前年度の581人から122人減少した。最終的には354人(前年度は474人)が受験して268人が合格したが、辞退者18人で定員割れとなり(募集人員253人)、5年ぶりに二次募集を実施する(といっても募集人員は2人…
神奈川県の公立高校受験塾のトップ3は、ステップ(ハイステップを含む)、臨海セミナー、湘南ゼミナールである。公立上位校合格者の塾別割合(合格者占有率)で評価すると、ステップの圧勝である。 横浜翠嵐 大手塾の営業(生徒募集活動)において、横浜翠…
最近、2023年の出生数が75.8万人であったと報じられた。前年比5.1%減である。今年高校受験をした15歳の人口は約109万人なので、15年間で30%減少したことになる。このペースでいくと、15年後の2039年には60万人を割り込んでいるはずである。 2024年度大学入…
これまでに、大学附属高校を目指す背景について数件の記事を書いたが、神奈川県の2024年度高校入試が終わり、認識を改める部分があった。 MARCH附属高校に進学する男子はナイスガイが多い 娘の中学校の男子生徒を見て思うことは、MARCH附属高校に進学する男…
公立高校入試は1校しか受験できない。神奈川県の場合、学力向上進学重点校エントリー校を受験するか、ワンランク下の公立上位校を受験するか、この判断が一番難しいと思う。エントリー校と公立上位校の差は確かにある。大学合格実績も違うし、「エントリー…
2月28日、娘は中2の初めに自分で決めた第1志望の公立高校に合格した。 公立高校入試は重い。受験生にとって絶対的な第1希望だからだ。入試倍率は大学入試に比べたら低いが、学力の近い層が集まって戦う激戦だ。娘の友達でも合格した子もいれば残念だった…
2023年7月にこのブログを始めて、ちょうど7ヶ月が経過した。約3万人のみなさんに閲覧していただいた。感謝。 なぜこのブログを始めたのか。我が子(娘)は、小学校に上がる頃には公立ルートに向いていることがわかっていた。しかし、ネット上は「難関中高…
今回は、このブログで取り上げている公立上位校3校の「ステップ生自己採点平均点」を見ていきたい。 新城高校: ステップ生の自己採点平均点は380.6点で前年比▲25.0点である。新城高校のレベルはやはり高い。学力向上進学重点校エントリー校で380点以下の学…
2024年度神奈川県公立高校入試は2月14日(特色検査実施校は2月15日)に終わった。多くの親子が次にするのは、神奈川No1の塾であるステップの「ステップ生 自己採点平均点速報」を視聴することだと思う。学力検査の速報が2月16日、特色検査の速報が2月17日に…
2月14日の入試初日。午後3時40分過ぎに妻から電話がかかってきた。「体が傾いていた。これは心配と思っていたら、泣き出した。」と聞いた。 午後7時頃に塾の先生と自己採点し、当初の目標より20点ダウンだった。娘は試験直後の周りの受験生の話しぶりから、…
2月14日朝。娘の高校受験は入試当日を迎えた。妻は4時半に起きて、弁当を作っている。 妻は「この瞬間に大学受験のことを考えている人は普通いない。」と言う。しかしだ。高校入試が終わったその瞬間から、大学受験に向けた戦いが静かにスタートすると思うの…
MARCHに合格できるなら 横浜市大・東京都立大の理系学部を目指す時代が来た これが自分の基本的な考えである。 大手企業の研究開発職で活躍しようと思ったら、旧帝か東工大でしょ みたいな声が聞こえてきそうである。 ※旧帝:東大、京大、阪大、名古屋大、東…
男女共同参画の時代である。ここに来て、男女共同参画の動きは加速度を増しているように思う。 男女共同参画基本計画 1999年に「男女共同参画社会基本法」が制定され、5年ごとに基本計画が見直されてきた。現在は、2020年の第5次基本計画が進行しているとこ…
2月7日(水)20時過ぎに、2024年度の神奈川県公立高校倍率(志願変更後)が発表された。普通科の志願者数は33,814人で、前年度比▲667人(▲1.9%)である。 グループごとの志願者数 <トップ2校>横浜翠嵐 770(+62)/2.14倍湘南 586(+14)/1.63倍 計1,356…
40人弱の娘のクラスでは、私立高校の推薦入試に合格して一足先に受験を終えた生徒もいれば、推薦入試で残念な結果となり、同じ高校の一般入試に再チャレンジする生徒もいる。公立志望で志願変更するか最後まで悩む生徒もいる。娘のクラスはみんな仲が良いの…
子供(娘)が将来、文系学部に進むのか理系学部に進むのか、それはわからない。「MARCHに合格できるなら 横浜市大・東京都立大の理系学部を目指す時代が来た」と話してきたので、現時点では理系志望のようである。 最近、新聞雑誌を読んでいて、「これは面白…
2月1日から2月5日ぐらいまで、首都圏の中学入試がピークを迎える。第1志望の学校に合格できる受験生の割合は約3割と言われている。第1希望の学校に合格できなかった時、地元の公立中学校に進学する選択肢が浮上してくる。 今回は、中学受験を経験して公立…
1月31日、2024年度の神奈川県公立高校倍率(志願変更前)が発表された。普通科の志願者数は33,777人で、前年度比▲640人(▲1.9%)である。 志願変更期間は、2月5日(月)午前0時から2月7日(水)正午までとされている。大きな流れとしては、トップ2校(横浜…
先週、第1希望の県立高校、併願確約をいただいている私立高校、一般入試を受ける私立高校の3校への調査書郵送が無事に終わった。娘は、中学校からグループに分かれて指定された郵便局に行き、そこで郵送手続きをしたようである。 神奈川県の公立高校は、今…
大学受験生にとって、国公立大学の一般選抜(後期)までを想定して受験プランを考えるのは相当タフなことだと思う。3月前半に一般選抜(前期)の合格者が発表され、週刊誌が高校別合格者数を特集するまさにその頃、受験生は後期の試験を受け、3月20日過ぎ…
今回は、文系学部と工学部の大学費用(学費+生活費)を比べてみたい。私立大学文系学部を代表して早稲田大学政治経済学部と慶應義塾大学法学部、国公立大学を代表して横浜国立大学と東京都立大学の4大学を選び、具体的に比べてみる。 ※各大学の学費(2024…
明日から国公立大学一般選抜の出願が始まる。1月22日(月)から2月2日(金)までを出願期間とする大学が多いようだ。私立大学については、1月19日までに出願手続きを終えた受験生が多いと思うが、一般選抜(後期日程)や大学入学共通テスト(以下、共通テス…
横浜市立大学理学部は、過去70年の歴史の中で再編を繰り返してきた。1952年に文理学部として誕生し、1995年に国際文化学部と理学部に分かれた。2005年に、商学部(1949年の大学発足時に設置)、国際文化学部、理学部が統合され、国際総合科学部となった。201…
2月14日の神奈川県公立高校入試まで、あと1ヶ月を切った。1月24日午前0時からWeb出願が始まる。2月1日(またはその翌日)には出願倍率が発表される。2月5日午前0時から2月7日正午までが志願変更期間に設定されている。 出願する高校はほぼ決まっているとは…
もし、工学部と理学部のどちらかを選ぶとしたら、自分は理学部を選ぶと思う。下手の横好きだが物理愛好家である。北海道大学を取り上げたとき、地球惑星科学科にも興味を惹かれた。公立高校では、地学を学ばずに卒業する生徒が殆どだが、実は地学は面白いの…
千葉大学については、これまでに園芸学部と情報・データサイエンス学部を取り上げた。「何でメジャーな工学部を後回しにするの?」と言われそうだが、園芸学部は他の大学では見かけない学部だし、情報・データサイエンス学部は2024年4月に理系度100%で登場…