2025-10-01から1ヶ月間の記事一覧
前のシリーズでは慶應SFCを取り上げた。恐らく、日本の大学で文理融合型を標榜した最初の学部であり、文理融合型学部の先駆けと言っていいのではないかと思う。しかし、慶應SFCは、誕生した1990年当時、大学界に突如現れた特異点のような存在で、他の大学が…
希望ケ丘高校の教育課程、入試難易度、大学合格実績を独自の視点で見る。 教育課程 令和8年度入学生から変わる。 現在は、高1で化学基礎と生物基礎、高2で物理基礎を履修する。また、高2で化学/日本史探究/世界史探究から1科目を選択履修する。 来年度…
高2娘の併願私立の候補として、慶應SFC(環境情報学部と総合政策学部)を考える本シリーズ。 第1回:入試適性 第2回:キャンパス環境 第3回:卒業後の進路 第4回:費用 学びは別のシリーズで先に取り上げた。 最終回(シリーズ第5回)は、入試適性・学…
高2娘の併願私立の候補として、慶應SFC(環境情報学部と総合政策学部)を考える本シリーズ。 第1回:入試適性 第2回:キャンパス環境 第3回:卒業後の進路 学びは別のシリーズで先に取り上げた。 シリーズ第4回は、費用を確認する。尚、環境情報学部と…
大和高校の教育課程、入試難易度、大学合格実績を独自の視点で見る。 教育課程 高2で文系理系に分かれる。高1では、理科基礎科目(物理基礎・化学基礎・生物基礎)を履修し、高2文系では理科はなく、日本史探究と世界史探究を履修する。高2理系は、化学…
高2娘の併願私立の候補として、慶應SFC(環境情報学部と総合政策学部)を考える本シリーズ。 第1回:入試適性 第2回:キャンパス環境 学びは別のシリーズで先に取り上げた。 シリーズ第3回は、卒業後の進路を確認する。 <2024年度卒業生> 環境情報学部 …
高2娘の併願私立の候補として、慶應SFC(環境情報学部と総合政策学部)を考える本シリーズ。第1回は入試適性を確認した。学びは3回シリーズで既に取り上げた。 シリーズ第2回は、キャンパス環境を確認する。 湘南藤沢キャンパス(SFC) 神奈川県藤沢市に…
相模原高校の教育課程、入試難易度、大学合格実績を独自の視点で見る。 教育課程 高2で文系理系に分かれる。高1では、理科基礎科目(物理基礎・化学基礎・生物基礎)を履修し、高2文系では理科は2コマ(理科研究αという)。高2理系は、化学+物理/生物…
「慶應SFCを考える」シリーズの第1回で入試適性を取り上げたが、今回は番外編として、小論文過去問がどういう内容なのかを見ていきたい。 環境情報学部と総合政策学部では、小論文問題の内容がだいぶ違う。2025年度と2024年度の問題を順に見ていくと、それが…
慶應SFC(環境情報学部と総合政策学部)の学びについては、3回シリーズで評価した。 さて、本シリーズでは、高2娘の併願候補として、慶應SFCを5つの評価軸で考えてみたい。今回(第1回)は入試適性にフォーカスする。 一般選抜の科目と配点 小論文200点…
国公立大学の入試結果では、入試倍率・ボーダー・合格者平均が公表されるのが一般的。正規分布を仮定(正しくはない)すれば、受験者平均と標準偏差(得点のばらつき具合)を推計できる。 www.dtline2002.com 今回は、神奈川県の学力向上進学重点校に指定さ…
「国公立大学入試結果の無手勝流活用法」シリーズの第2回。今回は、合格者平均とボーダーの差(本ブログでは合格幅と呼ぶことにする)が何を意味するのか、また、その意味を理解した上でどういう受験戦略が考えられるのかについて書きたい。 前回は、筑波大…
首都圏の国公立大学の入試結果を見ると、以下の3つの情報が開示されているケースが多い: 入試倍率 合格最低点(ボーダー) 合格者平均点 大学入試の得点分布は必ずしも正規分布ではない。学歴ピラミッドの頂点に立つ東京大学の場合、上位合格者の得点は青…
慶應SFCの2学部(環境情報学部と総合政策学部)の学びについて考える本シリーズ。第1回は「研究会」、第2回は科目群(基盤科目と先端科目)にフォーカスした。 今回(シリーズ第3回)は、専門性と越境性について考えてみる。 数学とプログラミング 慶應S…
慶應SFCの2学部(環境情報学部と総合政策学部)の学びについて考える本シリーズ。第1回は「研究会」にフォーカスした。 今回(シリーズ第2回)は、科目群を確認する。 他の学部との違い 通常の学部では、専門課程に入る前に基礎科目を必修する。経済学部…
高2娘がどの大学・学部を受験するかについて、自分は5つの評価軸(入試適性・学び・キャンパス環境・進路・費用)を使って考えを整理するようにしている。 筑波大学理工学群社会工学類(前期選抜の本命)、筑波大学社会・国際学群(前期選抜の第2候補)、…
横浜翠嵐高校の教育課程、入試難易度、大学合格実績を独自の視点で見る。 教育課程 高2で文系理系に分かれる。高1で、理科基礎科目(物理基礎・化学基礎・生物基礎)を終わらせてしまい、高2文系では理科(理科研究αという)は2コマ。高2理系は、化学+…
この夏、高2娘は、長らく通っていた個人塾を卒業した。先生との人間関係は、親子共々続いていくはずだ。 そして、大手予備校に通う時期が来た。 今年の2月、夫婦で駿台と河合塾を訪問した。印象は明確で、駿台の応対が圧倒的に良かった。 個人塾を卒業した…
高2娘の併願私立の候補として、明治大学総合数理学部を考える本シリーズ。 第1回:入試適性 第2回:学び(カリキュラム) 第3回:キャンパス環境 第4回:卒業後の進路 第5回:費用 最終回(シリーズ第6回)は、5つの評価軸で総まとめをする。 入試適…
こんなモノいらない!?シリーズ第5弾 今回取り上げるのは、 予言者になった塾講師の受験論 塾講師は生徒を志望する大学に合格させるのが仕事なので、この子はこの大学に受かりそうとか、この子では合格は難しいとか、職業柄、そういう視点で生徒を眺めてい…
高2娘の併願私立の候補として、明治大学総合数理学部を考える本シリーズ。 第1回:入試適性 第2回:学び(カリキュラム) 第3回:キャンパス環境 第4回:卒業後の進路 シリーズ第5回は、費用を確認する。 総合数理学部の学費(2026年入学者) 現象数理…
湘南高校の教育課程、入試難易度、大学合格実績を独自の視点で見る。 教育課程 高3で文系理系に分かれる。高1・高2は芸術科目を除いて全員共通。この学校ならではのユニークな点は以下: 高3理系 日本史探究または世界史探究を選択履修する(教育課程表…
高2娘の併願私立の候補として、明治大学総合数理学部を考える本シリーズ。 第1回:入試適性 第2回:学び(カリキュラム) 第3回:キャンパス環境 シリーズ第4回は、卒業後の進路を確認する。 2024年度実績(HPより) 現象数理学科 就職70.5%大学院への…
高2娘の併願私立の候補として、明治大学総合数理学部を考える本シリーズ。第1回は入試適性、第2回は学び(カリキュラム)を確認した。 シリーズ第3回は、キャンパス環境を確認する。 中野キャンパス JR中央線中野駅/東京メトロ東西線中野駅から徒歩約8…
小田原高校の教育課程、入試難易度、大学合格実績を独自の視点で見る。 教育課程 高2で文系・理系の2コース、高3で以下の7コースに分かれる: 国公立文系I型(地歴公2科目) 国公立文系II型(地歴公1科目) 私立文系型 国公立理系I型(数IIIあり) 国…
高2娘の併願私立の候補として明治大学総合数理学部を考える本シリーズ。第1回は入試適性を考えた。 今回(シリーズ第2回)は、総合数理学部の学び(カリキュラム)を確認する。 総合数理学部について 2013年4月に創設。同時期に開校した中野キャンパスに…
高2娘の第1志望は筑波大学理工学群社会工学類。今回は、併願私立の候補として、明治大学総合数理学部にフォーカスする。シリーズ第1回は、入試適性を確認する。 総合数理学部の3学科 現象数理学科: 数理解析をベースにしたモデリングとシミュレーション…
こんなモノいらない!?シリーズ第4弾 今回取り上げるのは、 「大手企業の早期囲い込み型インターンシップ」 大手企業は、就職協定を守りつつ、できるだけ早く学生に接触する方便として、早期囲い込み型インターンシップを実施する。大学3年生が対象になる…