高2娘の併願私立の候補として、慶應SFC(環境情報学部と総合政策学部)を考える本シリーズ。第1回は入試適性を確認した。学びは3回シリーズで既に取り上げた。
シリーズ第2回は、キャンパス環境を確認する。
湘南藤沢キャンパス(SFC)
神奈川県藤沢市にある。小田急線・横浜市営地下鉄ブルーライン湘南台駅からバスで約15分。神奈川県や東京都の神奈川県寄りに住んでいないと、自宅からは通えない場所だ。
昔、1回か2回は行ったことがある。今、Googleマップで見ると、湘南台駅から慶應SFCまではとても歩けない。子供の英検2次試験で多摩大学湘南キャンパスに行ったことがあるので、体感的にわかる。そこまでも徒歩でかなりあった。
SFCには、環境情報学部、総合政策学部、看護医療学部の3学部しか設置されていないので、他学部の学生との交流は少なくなると思われる。マイナスポイントではあるが、一方で独自の文化圏が形成されているかもしれないから、入ってみないとわからない。
学生のバックグラウンド
入学ルートの構成を見るのが一番手っ取り早い。
環境情報学部
内部進学 44(11.0%)
指定校推薦 0(0.0%)
一般選抜 332(82.8%)
その他 25(6.2%)
計 401
総合政策学部
内部進学 31(8.3%)
指定校推薦 0(0.0%)
一般選抜 284(75.5%)
その他 61(16.2%)
計 376
一般選抜ルートが圧倒的に多く、環境情報学部82.8%、総合政策学部75.5%となっている。一般入試で入ろうとしている高校生にとっては悪くない。
内部進学ルート(附属校から)は比較的少ない。内部生には人気が今一つなのか、ちょっと毛色が違う学部なので興味があっても敬遠されるのか、そこはわからない。
また、指定校推薦枠がない。
慶應SFCが求める学生像は自分で進路を切り開くようなタイプだと思うので、あの小論文を関門にすることで、創造性豊かで高い思考力を発揮する人材を中心に受け入れる方針なのだと思う。
まとめ
正直、キャンパスの立地には惹かれないが、自宅通いができるので、良しとしよう。
次回は、卒業後の進路を確認する。