公立ルートを行く

公立上位校から学歴ピラミッドのスイートスポットへ

横浜翠嵐高校の教育課程・入試難易度・大学合格実績(2026年度版)

 横浜翠嵐高校の教育課程、入試難易度、大学合格実績を独自の視点で見る。

 

教育課程

 高2で文系理系に分かれる。高1で、理科基礎科目(物理基礎・化学基礎・生物基礎)を終わらせてしまい、高2文系では理科(理科研究αという)は2コマ。高2理系は、化学+物理/生物を履修する。

 大学入試に向けて、効率性を重視した教育課程といえる。

 

S値合格者平均・ボーダー

 S値合格者平均1,108点
 S値ボーダー1,070点
  差38点(2.92%)

 合格者平均は、全県模試調査による合格者の内申平均・学力検査平均・特色検査平均をS値に単純換算した。S値ボーダーは全県模試調査数字。

 実質倍率は1.98→1.89に少し低下した。

 進学重点校トップ校の合格ラインとして、換算内申129、学力検査450、特色検査55を仮定した場合、この組み合わせ(→S値1,0281点)で合格ゾーンには入る。

 ミスが許されない。

 

大学合格(進学)実績

 大学合格実績は、頂点(東大)から下に向かって眺めるのが一般的。しかし、本ブログでは、学歴ピラミッドのスイートスポット(主に準難関国公立大学)を中心に眺めてみる。

難関47.1%(内、東大19.1%)
その他国公立17.7% ←スイートスポット

難関:難関国立10大学+国公立医学部
   +早慶理系+早慶文系上位学部

<早慶進学者数の簡便的推定>
延べ合格者数の25%を実進学者数
そのうちの15%を理系学部
残りの85%のうち20%を文系上位学部

<生徒数>
 生徒数350人を分母として計算した。

 

 難関ゾーン合格者165人(47.1%)に対して、スイートスポット合格者62人(17.7%)で、難関>スイートスポットになる。

 難関ゾーンが中核層になる(さらに、東大19.1%とその他28.0%に分かれる)。浪人率は20%以下(2024年3月卒業生の浪人率18.8%)と高くない。