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予言者になった塾講師の受験論、こんなモノいらない!?(#5)

こんなモノいらない!?シリーズ第5弾

今回取り上げるのは、

予言者になった塾講師の受験論

 

塾講師は生徒を志望する大学に合格させるのが仕事なので、この子はこの大学に受かりそうとか、この子では合格は難しいとか、職業柄、そういう視点で生徒を眺めている。実際に多くの生徒を見てきてきるので、経験値も増えていくだろう。

 

しかし、塾講師の中には、出会った子供の未来が全部わかっている風の予言者になってしまう人が出てくる。まず、偏差値表が頭の中にあって、東大に合格する子はこういうタイプ、東北大に合格する子はこういうタイプ、東大に合格できない子はこういうタイプ、みたいな感じで、過度な決めつけを行うようになる。

 

さらに悪いのは、文理選択についても、偏差値表を前提にしている。A大学の理系学部と、A大学よりも偏差値の高いB大学の文系学部を比べて、B大学文系学部の方がいい的な価値観を持っている。また、こういうタイプの子が理系に進んだら暗い結末しか待っていない風の脅かしをする。大学では、学びたいことを学ぶのがいいに決まっているでしょ。

 

予言者になってしまった塾講師の偏狭的な価値観に基づく受験論

いろいろ悩みながら進路を考える親子にとって、全く参考にならない

こんなモノいらない