公立ルートを行く

公立中学校で3年間を過ごし、高校受験を経験して、自分のベスト大学に進学する教育ルートの魅力を発信します

高校の理系教科の先生たちへの期待

 高校入学式を終えた翌週のある日の夕食時に、娘が高1の最初の授業の話をしてくれた。国語と社会の先生は、授業時間を全て使って自己紹介をしたそうである。その話はとても興味深く、教える教科の内容に関係していて、この先生達に学ぶことがとても楽しみになったとのことだ。

 

 化学の先生は「○○です。それでは教科書の○ページを開いてください。」で授業が始まり、物理の先生は「高校物理は序の口だ。」と言ったそうな。

 これでは「化学/物理の授業が楽しみだ。」と思う高校1年生はいないだろう。

 

 高校生の文系・理系比率は3対7ぐらいだと思うが、面白い授業かどうかで進路選択をしたら、こういうことになると思う。理系教科の先生たちは、自分が教える教科のイントロダクションについてもっと深く考えて準備をし、面白い話をしてほしい。