早稲田大学の基幹理工学部、創造理工学部、先進理工学部の2024年度入学者数は以下のとおり:
基幹理工学部 578名
創造理工学部 604名
先進理工学部 559名
計 1,741名
附属・系列高校からの推薦入学者数は以下のとおり:
基幹理工学部 134名(23.2%)
創造理工学部 106名(17.5%)
先進理工学部 87名(15.6%)
計 327名(18.8%)
指定校推薦による入学者数は以下のとおり:
基幹理工学部 151名(26.1%)
創造理工学部 169名(28.0%)
先進理工学部 147名(26.3%)
計 467名(26.8%)
特別入試(建築AOなど)は以下のとおり:
基幹理工学部 15名(2.6%)
創造理工学部 0名(0.0%)
先進理工学部 2名(0.4%)
計 17名(0.9%)
逆算して、一般選抜による入学者数は以下のとおり:
基幹理工学部 278名(48.1%)
創造理工学部 329名(54.5%)
先進理工学部 325名(58.1%)
計 932名(53.5%)
早稲田大学 理工3学部への入学ルートは、附属・系列校ルート18.8%、指定校推薦ルート26.8%、特別入試ルート0.9%、一般選抜ルート53.5%
附属・系列校ルートの割合が低く、指定校推薦ルートの割合が高い印象。
附属・系列校の早稲田大学への推薦入学者のうち、理工学部への推薦入学者の割合は以下のとおり:
早稲田高等学院 26.0%
早稲田本庄高等学院 23.9%
早稲田実業 18.2%
早稲田高等学校 26.9%
早稲田摂陵 14.3%
早稲田佐賀 情報開示不足
私立の難関中高一貫校の場合、理系に進む生徒の割合は6割から7割とされる。公立トップ校(各都道府県のトップ10)の場合、少なくとも3割以上は理系に進む(国公立大学に進学する生徒に限れば6割程度だろう)。早稲田の附属校・系列校から理系に進む割合はかなり低い。推薦枠がそのように設定されているのだと思う。
附属校・系列校に進む生徒は文系学部志向なのか、理系に進みたいのに推薦枠の問題で文系に進むことになるのか、どっちだろうか。後者に該当する生徒が2割程度はいると思う。