神奈川県在住の女子中学生が高校受験で早慶附属高校を目指す場合、慶應義塾女子高校か早稲田実業高校になるが、慶應女子高校の方がアクセスが良い。
早慶附属校の中で、早慶よりブランド価値が高いのが慶女だ。
教育課程
高1では、社会は地理総合と公共、理科は化学基礎と生物基礎を履修する。高2では、社会は歴史総合、理科は物理基礎を履修する。数学は数学IIのみ。自由選択科目が6時間ある。高3は必修科目と選択科目がほぼ半々。
小説制作や文学作品に対する論文作成などがあり、国語に力を入れている印象。
慶應義塾大学への推薦入学者数
(2024年度)
経済学部 60(29.0%)
法学部 54(26.1%)
商学部 16(7.7%)
環境情報学部 17(8.2%)
総合政策学部 14(6.8%)
文学部 12(5.8%)
理工学部 24(11.6%)
医学部 5(2.4%)
看護医療学部 5(2.4%)
計207名
1学年の生徒数はHPに掲載されていないが、200名ぐらい。外部の大学の医学部に進学する生徒を除いて、慶應大学に推薦入学するものと思われる。
医学部推薦枠5名に入るための熾烈なバトルがあるはず。元宇宙飛行士の向井千秋さんは、推薦入学を断念して一般入試で慶應医学部に合格した。
理系学部(看護医療学部を含む)への推薦入学者の割合が16.4%と低い。
高校受験を経て慶應義塾高校に進学する場合、文系学部に進むことを前提にした方が良さそうだ。
2024パリ五輪の女子フェンシング団体銅メダリストの宮脇花綸さんは、経済学部に進んだ。2024慶應女子OBアウォードがもしあったら、この人だろうね。
部活動
文化系・体育会系ともに個性的なクラブがいくつもある。
娘の中学校からは、学年トップクラスの女子が進学した。東大に行けそうなレベルだったので、本当に良かったのかな、と個人的には思う。内部進学で医学部を目指すのかもしれない。