公立ルートを行く

娘が選んだのは公立ルートだった。親は制度と現実を見てちょっと整えるだけ。

国公立大学の受験チャンスは4回ある(要検証)

 学校推薦型選抜は1大学1学部1学科のみの1回になるとのご意見をいただきました。例えば、筑波大学の学校推薦型選抜を受けて(縁起でもないけど、仮に残念だった場合に)、年明けに別の大学の学校推薦型選抜を受けられるのか受けられないのか、非常に重要な話なので、三者面談やオープンキャンパスで確認しようと思います。

 

 これまで国公立大学の受験チャンスは3回と思っていたが、実は4回(中期日程と後期日程を別にしたら5回)ある。

 総合型・学校推薦型選抜(共テなし)
 総合型・学校推薦型選抜(共テあり)
 前期日程
 後期日程(中期日程を含む)

 

 総合型・学校推薦型選抜(共通テスト利用なし)の場合、合否は年内に出る。一方で、総合型・学校推薦型選抜(共通テスト利用あり)は共通テスト後に出願する。入試時期が違うので、高校側で「一つの大学しか推薦しません」みたいなことがなければ、両方にトライできると思う。

 娘は高2なので確証はない。

 

 前期日程だけにフォーカスすると、難関大学になるほど共テよりも2次の配点割合が高くなるので、「得意の科目で逆転」の戦略が成り立つ。しかし、総合型・学校推薦型選抜(共通テスト利用あり)と後期日程では、共通テストの配点割合が高くなるパターンが多いので、「逆転の戦略」は成り立ち難くなる。

 

 4回の受験チャンスをフル活用できるようにしたい。そのためには、共通テストが今まで考えていた以上に重要であることがわかってきた。第1志望の大学の共通テストボーダーよりも3%高い水準を目標に据えたい。

 

 娘に「国公立大学の受験チャンスは4回あって、共通テストが重要になるから、第1志望の大学のボーダーより3%高い得点率を目指したらいいかもね」と言うタイミングは高2の終わり頃か。