公立ルートを行く

娘が選んだのは公立ルートだった。親は制度と現実を見てちょっと整えるだけ。

東京都立大学理学部 化学科の後期日程を調べる(2025年6月)

 このブログを始めた頃(2023年7月)、東京都立大学の入試難易度は東京農工大学や電気通信大学よりも1ランク低いと勘違いしていた。今回は、東京都立大学理学部化学科の後期日程を見ていきたい。

 システムデザイン学部(他の大学の工学部に相当)の中には化学系の学科がない。

 

前期日程
共通テスト500点
2次800点
面接5点
 計1,305点

 2次は、数学200点、化学200点、物理200点、英語(外国語)200点。

 ↓

後期日程
共通テスト800点
2次400点
面接5点
 計1,205点

 

 共通テストの配点割合は38.3%から66.4%に上昇する。後期日程の2次は、数学100点、物理100点、化学200点。英語が削られるのは嬉しくないが、化学の配点割合が上昇するので悪くない。

 

河合塾ボーダー

前期日程
共通テスト得点率72%、偏差値55.0

 ↓

後期日程
共通テスト得点率80%、偏差値55.0

 

 共通テストボーダーが80%に上昇する。共通テスト持点(得点率)が81%だった場合、東京農工大学農学部応用生物科学科の後期日程(共通テストボーダー82%、2次は英語1科目)との比較で相当迷うことになりそうだ。

 

2025年度入試結果(後期)

 募集人員10人に対して、志願者(受験者ではない)113人、合格者11人、入学者10人。

 受験者数は志願者数の40−50%ぐらいか。

 

 東京農工大(農学部)、千葉大(理学部、園芸学部)、東京都立大(理学部)の後期日程を見てきてわかったことは、首都圏の準難関国公立大学の後期日程で勝負するためには、共通テスト得点率80%(できれば82%)が必要であること。

 必達目標ができた。