公立ルートを行く

娘が選んだのは公立ルートだった。親は制度と現実を見てちょっと整えるだけ。

横浜国立大学経済学部の後期日程を調べる(2025年6月)

 横浜国立大学経済学部は、共通テストの地歴公民が1科目でもOK(その場合、基礎の付かない理科2科目を選択)なので、理系でも受験できる。

 今回は、経済学部の後期日程を見ていきたい。

 

前期日程
共通テスト1,000点
2次800点
 計1,800点

 2次は、数学400点、英語(外国語)400点。

 ↓

後期日程
共通テスト900点
2次800点
 計1,700点

 2次は数学または英語(外国語)の1科目。

 

 共通テストの配点割合は55.6%から52.9%に下がるが、2次は数学か英語の1科目で勝負できる。

 

河合塾ボーダー

前期日程
共通テスト得点率77%、偏差値62.5

 ↓

後期日程
共通テスト得点率84%、偏差値67.5

 

 後期日程の難易度は、前期日程に対して2ランクアップする。かなり厳しい。

 

2025年度入試結果(後期)

<一般>
 募集人員75人に対して、受験者580人、合格者110人、入学者81人。

<DSEP>
 募集人員10人に対して、受験者73人、合格者11人、入学者9人。

 DSEP=Data Science EP

 

 一橋大学経済学部を前期日程で受ける場合、2次の配点割合が高い(79%)ので、共通テスト持ち点(得点率)が81%でも十分にチャンスがあると思う(2025年度共通テストは2%程度は易化した)。しかし、その持ち点で一橋大学が残念だった時、横国経済の後期日程に合格するのはかなり厳しい。

 

 筑波大学理工学群社会工学類を前期日程で受ける場合(共通テスト持ち点は81%)、後期日程で横国経済を受ける受験プランは組み難い。

 やはり2ランクアップはきつい。

 

 共通テスト得点率84%を目指すか。