横浜国立大学経済学部は、共通テストの地歴公民が1科目でもOK(その場合、基礎の付かない理科2科目を選択)なので、理系でも受験できる。
今回は、経済学部の後期日程を見ていきたい。
前期日程
共通テスト1,000点
2次800点
計1,800点
2次は、数学400点、英語(外国語)400点。
↓
後期日程
共通テスト900点
2次800点
計1,700点
2次は数学または英語(外国語)の1科目。
共通テストの配点割合は55.6%から52.9%に下がるが、2次は数学か英語の1科目で勝負できる。
河合塾ボーダー
前期日程
共通テスト得点率77%、偏差値62.5
↓
後期日程
共通テスト得点率84%、偏差値67.5
後期日程の難易度は、前期日程に対して2ランクアップする。かなり厳しい。
2025年度入試結果(後期)
<一般>
募集人員75人に対して、受験者580人、合格者110人、入学者81人。
<DSEP>
募集人員10人に対して、受験者73人、合格者11人、入学者9人。
DSEP=Data Science EP
一橋大学経済学部を前期日程で受ける場合、2次の配点割合が高い(79%)ので、共通テスト持ち点(得点率)が81%でも十分にチャンスがあると思う(2025年度共通テストは2%程度は易化した)。しかし、その持ち点で一橋大学が残念だった時、横国経済の後期日程に合格するのはかなり厳しい。
筑波大学理工学群社会工学類を前期日程で受ける場合(共通テスト持ち点は81%)、後期日程で横国経済を受ける受験プランは組み難い。
やはり2ランクアップはきつい。
共通テスト得点率84%を目指すか。