公立ルートを行く

公立中学校から高校受験を経て国公立大学に進学するルートの魅力を発信します

大学受験の仕組みは高1で知っておきたい

 大学受験の仕組みは、高校受験の10倍は複雑だと思う。

 

大学受験で検討すること

  1. 理系か文系か
  2. 国公立か私立か
  3. 大学入学共通テストをどう利用するか
  4. 自分に合う個別学力検査の大学はどこか
  5. 自分に合う配点割合の大学はどこか
  6. 学校推薦型・総合型選抜を受験するか

 

 同じ理工学部を目指す高校生が二人いるとする。文系科目は嫌いだが数学・理科は超得意な生徒と、オールラウンドタイプだが数学・理科が超得意なレベルではない生徒では、目指す大学や狙うべき入試制度は違ってくる(目指す大学は同じだが狙う入試制度が違うというパターンもあり得る)。

 

 学校推薦型・総合型選抜を受験する場合、高校での成績が重要になるが、高1から出願するまでの全期間の成績が対象になる。高2になって、「そろそろ本気で考えるか」では手遅れになる。また、理系学部の学校推薦型・総合型選抜を受験する場合、SSH(スーパーサイエンスハイスクール)指定校での探究活動が生きてくる。実は、高校受験の時点で、SSH指定校を受験するかどうかは大きな分かれ道になっているのである。

※科学オリンピックは超難関中高一貫校の生徒が強い。一方で、SSH生徒研究発表会で文部科学大臣表彰を2年連続で授与されているのが横浜市立横浜サイエンスフロンティア高校である。

 

大学受験の仕組みをいつ知るか

 公立高校に入ってすぐに大学受験の専門塾に通い始める生徒は少ないのではないだろうか。従って、高1の段階で専門塾に大学受験の仕組みを教えてもらうことはできない。高校では、少なくとも高1の段階で一般的なガイダンスはあるだろうけど、目標大学を決めるほどの具体性はないと思う。公立中学校の進路説明会に参加して志望校が決まる親子がいないのと同じことだ。

 

 それではどうするか。親が調べるしかないように思う。高1の子供は高校受験を終えたばかりで、すぐに大学受験について調べ始めるわけがない。中学受験は完全に親主導、高校受験は親はサポーター、大学受験は子供主導で親は資金提供者でいいのだろうか。親は高1の子供に大学受験の仕組みを教える。そこから、子供主導の大学受験が始まる。子供には「うざい」と言われるだろうが、我が子のためだ。

 

親に向かって情報を発信する

 このブログで個々の大学の入試制度を探究する理由は、我が子(娘)に一番合う大学あるいは入試制度を探すためである。そして自分と同じように中高生の子供を持つ読者に向けて書いているつもりである。教育に対する考え方は様々なので、意見が一致することはあり得ないが、少しでも参考になればと思うのである。

 

 個々の大学の入試制度について書くとき、それが親向けであることを明確にするために、タイトルの頭に「親が知る!」を加えることにしようと思う。いや、実際に変えてみたら、しっくりこなかった。「高1で知る!」が良さそうだ。