神奈川県の公立中学校の生徒の場合、ステップ(場所によってはハイステップ)、臨海セミナー、湘南ゼミナールのいずれかの大手塾に入塾する生徒が多いと思う。
横浜翠嵐高校を目指すなら大手塾を選ぶ
もし我が子が横浜翠嵐高校を目指すのであれば、大手塾のどれかに入塾させると思う。激戦になるので、塾の中での相対的な位置を見たいからだ。例えばその塾で毎年100人程度の横浜翠嵐合格者を出しているとして、平均順位50番で調子の悪い時でも70番以内をキープできているようであれば、受験リスクは許容範囲と判断する。もし平均順位80番で調子の悪い時には120番ぐらいに下がってしまうようであれば、子供と話し合いをして横浜翠嵐受験を回避する。
その他の公立高校を目指すなら個人塾を選ぶ
横浜翠嵐以外の公立高校を目指すのであれば、住んでいる地域に良質な個人塾があればの話になるが、個人塾を選ぶ。子供の強みや弱みを良くわかった個人塾の先生が演習問題等をコントロールしながら指導する方が学力が向上するからだ。時には授業から少し脱線して、塾の先生の高校時代、大学時代の話をしてもらった方が子供は大いに刺激を受ける。
個人塾の場合、1学年の塾生数は数人から十数人程度なので、1クラス(多くて2クラス)だと思う。学力には幅があると思うが、学校とはまた違う仲間と苦楽を共にしながら、自分の目標校に挑んで欲しい。
幸いなことに、我が家から通えるところに良質な個人塾があって良かった。信頼の置ける先生に面倒を見てもらうのが一番である。子供と塾の先生は、何らかの形で将来も繋がりを持つと思う。
高校受験から大学受験への接続
実は、高校受験から大学受験への接続を考えたとき、高校受験を終えて卒塾するのではなく、個人塾の先生にもう少し面倒を見てもらう方が良い可能性がある。その話はまたの機会にしたい。