お酒にまつわる話。今回は洋酒編。自分の場合、映画や小説にかなり影響を受けてきた。
まずは、007のジェームズ・ボンドが好きなマティーニ。子供の頃、テレビで放送される映画をよく見た。大人になってボンドの決め台詞を確認すると、
「shaken, not stirred」だった。
これまでにバーで何度かマティーニを頼んだが、この酒は強い。夜のスタートからこれだと、ちょっとしんどかった。背伸びってやつだね、この酒は。
一番好きなのはギムレット。レイモンド・チャンドラーのハードボイルド小説「長いお別れ(The Long Goodbye)」で、主人公のフィリップ・マーロウとテリー・レノックスの出会いと別れの場面で使われる。若い頃は、バーに行くとよくオーダーした。
最後はタリスカー。昔、成田空港の中にDATELINEというバーがあった。妻と二人で出国する前に立ち寄り、バーデンダーから勧められたのが、このシングルモルトのスコッチウィスキーだった。自分はスコッチ派。タリスカーかグレン・モーランジだ。
こうして思い返すと、自分はかなりのミーハーであることがわかる。しかし、年を取ると、モノより記憶のほうが大事だったと思うようになる。これは、みんなそうなんだろうか。