公立ルートを行く

公立上位校から学歴ピラミッドのスイートスポットへ

プランAとプランBを時間軸上で捉え直す

 国公立大学志望において「プランA」とは、共通テストの自己採点が想定レンジに収まり、第1志望の前期日程に出願することだろう。「プランB」は、得点が下振れした場合に第2志望へ切り替えることを指す。

 つまり、共通テスト直後という時間軸上の一点で、自己採点に基づき進路を分岐させる構造だ。

 

 これに対して、国公立大学の学校推薦型・総合型選抜(共通テストなし)と一般選抜を併用する場合は様相が異なる。時間軸上でプランAが先行し、その結果を受けプランBへ移行する。単純な話だが、この構造が見えていなかったために、余計な悩みを抱えていた。

 

 新高3娘のプランAは、第1志望の国立大学の学校推薦型選抜に出願し、合格をゲットすることだ。

 

 ここで整理できるのは、慶應SFCの併願は完全にプランBの話という点だ。したがって、プランAの段階で慶應SFCの小論文対策に時間を割くことはない。

 

 一方で、国立の小論文対策として早稲田政経の総合問題を使うなら、同学部の受験が視野に入ってくる。しかし、早稲田政経を受験するかどうかの判断もプランBに属する。現時点で結論を出す必要はない。

 

 科目戦略も同様だ。小論文・面接対策が1科目分の負荷になる以上、どこかを削る必要がある。化学は共通テスト特化とする。詳細は次回にするが、物理も共通テスト特化とする方針が見えてきた。

 

 第1志望の国立の推薦入試に出願するにしても、受かるかどうはわからない。そんな温度感で捉えていた時期が長かったが、本気で取りに行くモードに入った時、見え方が変わった。

 一般選抜で受かりそうなのに、推薦で落ちたらどうしよう。そんな引っかかりもあったが、今は違う。仮に推薦で残念な場合は、推薦入試のフォーマットでは娘より適合する受験者が先にいた、そう割り切ればいいのだ。