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共テ利用入試の戦略的価値(前編)

 国公立大学志望者にとって、私立大学の共通テスト利用入試は狙うべきものなのかどうか。

 

 東大(文系)・一橋が第1志望で、早稲田政経・法の共通テスト利用入試のボーダーライン(得点率)をクリアできる受験生であれば、メリットしかないだろう。

 

 しかし、MARCH(文系・理系)の共通テスト利用入試を受ける場合、合格をゲットできても、早慶の学部別入試の合格発表前に入学金納付期限が到来するため、合格をキープするために入学金を納める必要がある。その後に早慶の合格をゲットしたら、今度は早慶の合格をキープするために入学金を納めなければならない。

 つまり、併願私立大学の入学金二重払いの問題が生じる。

 

 高2娘の場合、共通テスト利用入試合格をキープするための入学金支払いには、受験戦略の対価としての価値があると考え始めている。

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 高2娘の併願私立大学候補は以下:

 慶應義塾大学 環境情報学部
 慶應義塾大学 総合政策学部
 明治大学 総合数理学部
 中央大学 社会理工学部

 現時点の候補で、これから本番までの1年間に変わる部分もあるだろう。春休みに慶應SFCの小論文過去問を見る予定。「こんなの、やらんでしょ」となるかもしれない。

 2026年度入試日程を見ると、慶應の総合政策学部と明治の総合数理学部の学部別入試が2/17にバッティングする。

 中央の社会理工は新設学部なので、2026年度入試結果を見ないとわからない。

 

 選択肢:

 2/17はどちらかを選ぶ
 明治の共通テスト利用入試を狙う

 慶應SFCを狙うなら、環境情報学部と総合政策学部を併願したいところで、総合政策学部の受験を断念するのは辛い。しかし、明治の総合数理学部の学部別入試は外せない。

 

 明治の共通テスト利用入試を受けて合格できれば、2/17に慶應の総合政策学部を受けることができる。しかし、この場合、明治の入学金納付期限は2/19なので、入学金を納めて、慶應SFC(2学部)の合格発表(2/25)を待つことになる。慶應SFCに合格したら、また入学金を納めて、3月の国公立大学の合格発表を待つことになる。

 

 自分が最初に出した案は、2/17に明治の学部別入試を受ける(慶應の総合政策学部の受験はしない)というものだった。

 

 続く。