名古屋大学の学校推薦型選抜の募集要項は11月に公表済。共通テストなし型(文学部)と共通テストあり型(その他の学部)がある。今回は、共通テストあり型について見ていく。
日程
共通テスト(1/17-18)直後の1/20-23が出願受付期間なので、共通テスト自己採点結果を知った上で出願するかどうかを決めることになる。第1次選考結果発表が2/6、第2次選考が2/8-9、最終合格発表が2/11。
東北大学AO入試III期とほぼ同じ日程。
選考はブラックボックス
東北大学AO入試III期(総合型選抜)は共通テストと面接(出願書類の評価を含む)の配点を示しているが、面接の配点方法はわからない。名古屋大学の学校推薦型選抜は配点が全く示されていないので、選考がブラックボックスという点では東北大学の上をいっている感じもするが、本質的には同じような選考ではないかと思う。
参考として、経済学部と工学部の選考方法は以下の通り:
経済学部
募集は40人(募集人員の19.5%)。
第1次選考は出願書類(志望理由書、推薦書、調査書、任意提出書類)及び共通テスト成績に基づいて行われ、約60名に絞る。
第2次選考で面接を実施し、第1次選考の結果と合わせて最終合格者を決める。
共通テストの科目別配点は標準的。
共通テストの科目別配点がわかっても、共通テスト成績が選考においてどのくらいのウエイトになるかは示されていない。
工学部
募集80人(募集人員の11.4%)。
第1次選考は出願書類(志望理由書、推薦書、調査書、任意提出書類)及び共通テスト成績に基づいて行われ、募集人員の1.5倍〜4倍に絞る。
1.5倍だと経済学部の第1次選考と同じ絞りぐあい。4倍までいくと、絞っていないのと変わらない。
第2次選考で面接を実施し、第1次選考の結果と合わせて最終合格者を決める。
共通テストの配点は標準的(環境土木・建築学科だけ少し違う)。
自分の想像だが、共通テスト得点率が80%台後半で評定平均が4.5以上(推薦書様式を見ると、学年・クラス順位の記載欄がある)であれば、合格のチャンスがあると思う。共通テスト得点率が80%台前半でも、それを補うような学校成績や活動実績があれば、やはり合格チャンスはあるのではないか。
名古屋大学学校推薦型選抜と東北大学AO入試III期は、ブラックボックスの中を想像してみると、国立大学版指定校推薦(指定校推薦で高評価を得るタイプの生徒を大学側が求めている)といった感じがする。