2025年11月28日、東北大学AO入試III期の募集要項がようやく公表された。
共通テスト重視型
この総合型選抜は共通テスト(1/17-18)直後の1/20-23が出願受付期間なので、共通テスト自己採点結果を知った上で出願するかどうかを決めることになる。第1次選考結果発表が2/5、第2次選考(面接等)が2/9、最終合格発表が2/11。
選考はブラックボックス
共通テストの配点と面接(出願書類の評価を含む)の配点が示されていて、共通テストの配点割合が大きい。しかし、面接は、志望理由、評定平均、学内・学外での活動実績、面接での受け答えなどで評価され、どのような得点を与えるかは完全なブラックボックスになっている。
共通テストで仮に3%程度のアドバンテージがあったとしても、面接の得点によっては簡単に逆転される(逆もまた然り)。
以下、募集人員の多い経済学部(文系入試枠)、薬学部、工学部について、AO入試III期と一般選抜の配点構成の違いを見ていく。
経済学部
文系入試枠の募集は58人(募集人員の22%)。尚、理系入試枠での募集は10人。
AO入試III期の配点は、共通テスト1,400点(77.8%)、面接400点(22.2%)の計1,800点。共通テストの理科の配点が150点(配点割合10.7%)と少ない。
一般選抜の配点は、共通テスト1,100点(37.9%)、2次試験1,800点(62.1%)の計2,900点。共通テストは、地歴・公民の配点が450点(共通テスト配点の40.9%)と大きい。2次は、国語・数学・英語が各600点。
薬学部
募集24人(募集人員の30%)。
AO入試III期の配点は、共通テスト1,950点(83.0%)、面接400点(17.0%)の計2,350点。共通テストの数学と理科の配点が各600点(30.7%)と多い。
一般選抜の配点は、共通テスト950点(28.8%)、2次試験2,350点(71.2%)の計3,300点。共通テストの各科目の配点は標準的。
工学部
募集122人(募集人員の14.4%)。
AO入試III期の配点は、共通テスト950点(76.0%)、筆記試験100点(8.0%)、面接200点(16.0%)の1,250点。共通テストの各科目の配点は一般選抜と同じ。
一般選抜の配点は、共通テスト950点(32.2%)、2次試験2,000点(67.8%)の計2,950点。共通テストの各科目の配点は標準的。
共通テスト持ち点、評定平均、活動実績などの組み合わせに面接でのパフォーマンスが加わる。まさにブラックボックス。でも、悪い感じはしない。数値化できない要素もあるはずだから。一方で、大学側の評価が絶対正しいわけでもない。もし選ばれなくても、落ち込む必要もない。