平塚江南高校の教育課程、入試難易度、大学合格実績を独自の視点で見る。
教育課程
1年次の前期に数I、後期に数IIを履修する(数IIは2年次も継続)。理科は、1年次に基礎3科目を履修し、2年次に化学必修。地理探究・世界史探究・日本史探究・物理・生物から1科目を選択必修する。高3で文系、理系I類(数III)、理系II類(数IIB)の3コースに分かれる。
高2で化学必修。かなりタフな教育課程といえる。
2025年度入試結果
S値合格者平均850点
S値ボーダー807点
差43点(3.9%)
合格者平均は、全県模試調査による合格者の内申平均・学力検査平均、特色検査はステップ生平均点+2点として、S値に単純換算した。S値ボーダーは全県模試調査数字。
実質倍率は1.20→1.36に上昇した。
エントリー校の合格ラインとして、換算内申120、学力検査400、特色検査40を仮定した場合、この組み合わせ(→S値866点)で合格者平均を上回る。
入試倍率・ボーダー・合格者平均から、正規分布を仮定して、受験者平均と標準偏差を推定した(ChatGPTに計算してもらった)結果は以下の通り:
受験者平均 832点
標準偏差 39.9
標準偏差が大きく、受験者の学力レンジが比較的広い。
入試選考基準は371型(内申3、学力検査7、特色検査1)で、エントリー校の標準形(461型)よりも学力検査のウエイトを高くしている。換算内申122-124のレンジであれば鎌倉高校、115-120のレンジであれば平塚江南高校を受ける層が多いと推測される。
大学合格実績
大学合格実績は、頂点(東大)から下に向かって眺めるのが一般的。しかし、本ブログでは、学歴ピラミッドのスイートスポット(主に準難関国公立大学)を中心に眺めてみる。
難関 2.7%
その他国公立 12.8% ←スイートスポット
難関:難関国立10大学+国公立医学部
+早慶理系+早慶文系上位学部
<早慶進学者数の簡便的推定>
延べ合格者数の60%を実進学者数
そのうちの15%を理系学部
残りの85%のうち20%を文系上位学部
<生徒数>
卒業者数309人+前年度進学準備等の生徒数26人=335人を分母として計算した。
合格者数は現役生と既卒生を分けていない。難関ゾーン合格者は9人(2.7%)、スイートスポット合格者は43人(12.8%)で、スイートスポット合格者が上位層の中核に位置している。
国公立大学合格者数(既卒生を含む)は前年より減少し、64→48人となった。鎌倉高校も67→44人、小田原高校も118→86→82人で推移している。
これは年度ごとの単なる変動なのか、トレンド(例えば、ある学力層の国公立から私立へのシフト)なのか、2026年度の結果をみる必要がある。
いずれにしても、平塚江南高校は教育課程の質が高く、特に国公立志望者にとって十分魅力的な学校であることに変わりはない。