多摩高校の教育課程、入試難易度、大学合格実績を独自の視点で見る。
教育課程
明確な文系・理系コースはない。高2で、化学/地理探究/日本史探究/世界史探究から1科目を選択履修する。
高2で化学を履修するか地歴探究科目を履修するかで、実質的には文理が分かれそうだが、高3で変更する余地はある。高3は選択科目主体なので、自分でカスタマイズできそう。自由度の高い教育課程といえる。
S値合格者平均・ボーダー
S値合格者平均992点
S値ボーダー955点
差37点(3.1%)
合格者平均は、全県模試調査による合格者の内申平均・学力検査平均点・特色検査平均点をS値に単純換算した。S値ボーダーは全県模試調査数字。
実質倍率は1.54から1.61に上昇した。
進学重点校(翠嵐・湘南を除く)の合格ラインとして、換算内申120、学力検査420、特色検査45を仮定した場合、この組み合わせ(→S値949点)ではボーダーに届かない。これは厳しい。
入試倍率が高いほど、S値の合格者平均とボーダーの幅は薄くなるはずだが、そうでもない。受験者の得点分布で、得点の高い方側の分布に厚みがある(結果として、合格者平均を押し上げている)のかもしれない。横浜緑ケ丘(入試選考基準・特色検査ともに同タイプ)との比較では、合格者平均が6点高いのに、ボーダーは3点低い。
大学合格(進学)実績
大学合格実績は、頂点(東大)から下に向かって眺めるのが一般的。しかし、本ブログでは、学歴ピラミッドのスイートスポット(主に準難関国公立大学)を中心に眺めてみる。
難関14.1%
その他国公立21.7% ←スイートスポット
難関:難関国立10大学+国公立医学部
+早慶理系+早慶文系上位学部
<早慶進学者数の簡便的推定>
延べ合格者数の47.5%を実進学者数
そのうちの15%を理系学部
残りの85%のうち20%を文系上位学部
<生徒数>
卒業者数276人を分母として計算した。尚、浪人率(進学準備等)は、11.7%→12.0%でほぼ変動なし。
難関ゾーン合格者は39人(14.1%)で、割合としては高い。一方で、スイートスポット合格者は60人(21.7%)で、難関ゾーン合格者数とのバランスで考えるとやや少ない感じがする。
横浜緑ケ丘高校とほぼ同じ構成になっている。国公立志向の生徒と難関私立志向の生徒が併存している。