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大学・学部を選ぶ5つの評価軸〜筑波の社会工学類を第1志望にした理由〜

 高2娘の第1志望は筑波大学理工学群社会工学類。我が家の場合、自分(親)が社会工学類を娘に提案し、娘がすんなりと選んだ。

 高1の時には九州大学共創学部を提案した。これが娘にヒットした。地理的条件等を考慮して、筑波の社会工学類に変更したが、文理融合型という点では一貫している。

 

 なぜ、筑波の社会工学類なのか。自分の思考を整理してみると、5つの評価軸で考えてきたことがわかった。

 

入試適性

 筑波の社会工学類の共通テスト配点割合は51.2%。2次は英数2科目(各50%)。

 娘は文理融合型の学びを志向しているが、面白いもので、文理融合型の入試が適している。共通テストは文系理系科目が合わさった文理融合型の試験であり、共通テストの配点割合が高い方が望ましい。

 また、2次の英数2科目は典型的な文理融合型の試験であり、国・社・英の3科目型や数・理2・英の4科目型よりも娘に合っている。

 筑波の社会工学類の入試は、娘の強みを発揮できる科目構成・配点になっている。

 

学び

 社会問題(課題)に対して数理的アプローチでソリューションを見出すというコンセプトが、娘の志向にフィットしている。

 筑波の社会工学類で4年または6年学べば、データサイエンス分野の専門知識と、PBL(Project Based Learning)を通じてそれを実際に活用する経験を獲得できる。この武器を手にすれば、どんな会社や組織であっても、その武器を使う場面があるはずだ。

 

キャンパス環境

 恐らく半数以上の学生は、キャンパスの近くに一人暮らしをする。HPに掲載されていたあるOBは「4年間ずっと修学旅行をしているような気分でした」とコメントしていた。

 全員が最終的な第1志望(後期で入ったとしても、ここまで粘ったなら、合格した頃には最終的な第1志望だろう)に受かったグループ。そして、全国の公立上位校出身の生徒が多いはず。

 総合大学で学際的な学びの環境があり、多くの学生がキャンパスの周辺に暮らしている。理想的なキャンパス環境だと思う。

 

進路

 最近のデータ(2024年度)では、66%が大学院に進学する。修士生の就職先をみると、大手のコンサル・一般企業がずらりと並ぶ。

 コンサルでもよし、新興企業でもよし。将来は自分で何かを起こすと思う。

 

費用

 国公立だけど修士課程を含めて6年、一人暮らしで生活費がかかるので、安くはない。私立理系&一人暮らしよりはいいかというレベル。

 一方で、つくばエキスプレスで東京のど真ん中まで1時間で戻って来られる。しかも特急料金がかからない。これは魅力。

 

 以上を総合的に判断して、筑波の社会工学類が第1志望になった。もっとも、ここに至るまで試行錯誤を重ねたのは親の側である。娘はというと、質問もなく、ただスッと「つくばの社工」と決めた。