このシリーズ、これまでは以下の通り:
第1回:学校推薦型選抜
第2回:社会学類のカリキュラムと進路
第3回:国際総合学類のカリキュラムと進路
第4回と第5回は、社会・国際学群と早稲大学政治経済学部の併願について考える。
社会・国際学群の一般選抜の試験科目と早稲田大学政治経済学部の試験科目を比べると、かなり相性がいいのではないかと思う。
社会・国際学群の一般選抜
国語(共テ)
地歴・公民(共テ)
数IA(共テ)または数IIBC(共テ)
理科基礎2科目(共テ)
英語(共テ)
情報(共テ)
英語(2次)
国語・地歴・数学から1科目(2次)
早稲田政経の一般選抜
国語(共テ)
数IA(共テ)
英語(共テ)
地歴公民・数IIBC・理科基礎2科目・情報から1科目(共テ)
総合問題(英文読解、英作文など)
かなり共通しているのがわかる。早稲田政経の総合問題は独自形式なので対策は必要だが、筑波の社会・国際学群との併願であれば、それほどの負担にはならないと思う。
この併願はありなのか。
筑波 社会・国際学群の共テボーダー
社会学類83%、国際総合学類82%(河合塾)。社会学類は6教科6科目、国際総合学類は6教科7科目で、文系フルセット型(6/7教科8科目)より科目数が少ない。文系フルセット型換算で80%程度と自分は考える。
早稲田政経の共テボーダー
合格最低点だけが公表されている。200点満点(共通テスト100点、総合問題100点)で156.5〜160.5点。総合問題が70点の場合、共通テストで86.5〜90.5点が必要になる。但し、共通テストは4科目(国語、数IA、英語、選択1科目)なので、文系フルセット型換算で83.5〜87.5%と自分は考える。
社会・国際学群と早稲田政経では、共通テストボーダーラインで3%以上の差があるので、合格ゾーンで重なり合う部分はあるものの、その重なりは薄い。つまり、W合格で悩むのは、筑波 社会・国際学群の合格者の上位層に限られる。
共通テスト85%の受験生はどうするのか
東大文系だとやや厳しいライン。一橋だと共通テストのボーダーはクリアしているものの、2次試験が本番といった感じ。入試リスク、キャンパス、学びの内容などを総合的に評価して、筑波大を受験する人もいるはずだ。
しかし、W合格したら、どちらを選ぶかという悩ましい問題に直面するかもしれない。
シリーズ第5回に続く