このシリーズの第1回では、社会・国際学群の学校推薦型選抜の概要を確認した。
社会・国際学群は、社会学類と国際総合学類で構成されている。シリーズ第2回は、社会学類のカリキュラムの特徴と卒業後の進路を確認する。
一般選抜(前期のみ)について
本題に入る前に、社会・国際学群の一般選抜の科目を確認すると、共通テストの地歴が1科目なので、文系理系どちらでも受験できる。
共通テスト数学に違いがあり、社会学類は数IAまたは数IIBCのいずれかを選択するのに対して、国際総合学類は数IAと数IIBCの両方を選択する。
2次については、英語が必須なのは共通だが、社会学類が国語・地歴・数学から1科目を選択するのに対して、国際総合学類は国語・地歴・数学・理科から1科目を選択する。
社会学類
<カリキュラム>
社会学、法学、政治学、経済学部の全てが組み込まれていて、このうちのどれかを主専攻としつつ、それ以外の分野を並行して学ぶことができる。他の大学だと学部として分かれてしまうので、こうはならない。社会科学の広い分野を横断的に学べるのが特徴といえるかもしれない。
<卒業後の進路>
毎年、社会学類案内誌「社会学類への招待」がHPに掲載される。その中に掲載されている卒業生の進路(令和6年度)を見ると、企業への就職が61.2%、公務員14.1%、独立行政法人等3.5%、大学院への進学11.8%、その他9.4%となっている。
公務員・独立行政法人等・進学を合わせると29.4%。社会学類での学びを直接活かせる分野が約30%というのは悪くない。企業に就職する場合も、社会学類での学びで得た広い視野を活かせる領域はいろいろありそうだ。
<大学院>
筑波大学の人文社会科学研究群(国際公共政策学位プログラム、国際日本研究学位プログラム)がメジャーな進学先。他大学として、東京大学、東北大学、京都大学、千葉大学など。
シリーズ第3回は、国際総合学類のカリキュラムと進路を調べる。