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筑波大学 社会・国際学群を考える〜第1回:学校推薦型選抜(2026年度版)

 筑波大学 社会・国際学群には、社会学類と国際総合学類がある。

 高2娘の第1志望は、筑波大学 理工学群 社会工学類だが、文理融合系の学びを志向しているので、親としては、社会・国際学群(特に国際総合学類)にも関心を持っている。

 これから数回のシリーズで、社会・国際学群にフォーカスする。第1回は学校推薦型選抜の概要を確認する。

 

日程

出願期間:11/4-10
選考(小論文・面接):11/27-28
合格発表:12/10

 

募集人員

社会学類 16人
国際総合学類 20人

 

推薦要件(簡略に記載)

 以下のいずれかに該当すること:

<共通>
①学習成績概評A段階(評定平均4.3以上)に属する者、又は個別学力検査等に合格できる程度以上の学力を有する者

<社会学類>
②社会科学分野について、明確な問題意識と優れた能力を有する者

 エビデンスが求められる。社会科学分野をテーマにした課題研究成果などか。

<国際総合学類>
②国際関係・国際開発の諸分野の現実的問題に関心を持ち、世界的視野からそれを分析しようとする意欲があり、国際的に活躍できる資質を有する者で、外国語に優れた能力を持つ者、又は理数系に優れた能力を持つ者

 どういった活動実績が該当するのか、なかなか難しい。

<共通>
③国際的な課題についての探究的な学習や国際交流活動に取り組み、コミュニケーション能力・国際的な素養を身に付けた者で、個別学力検査等に合格できる程度以上の学力を有する者

 模擬国連での実績、短期留学経験などは該当すると思われる。

 

 評定平均4.3以上なら、問題なく推薦要件クリア。但し、1校で推薦できる人数について、社会学類は①又は②で1人、③で1人。国際総合学類は①又は②で2人、③で1人。

 

社会学類の小論文・面接

<小論文>
90分
課題文に対して2題(字数制限は不明)

<面接>
個別面接

 

国際総合学類の小論文・面接

<小論文>
120分
問1:英文要約400字、自分の考え600字
問2:英文要約400字、自分の考え600字

<面接>
個別面接

 

2025年度入試結果

社会学類
募集人員16人、受験者81人、合格者16人
(5.1倍)

国際総合学類
募集人員20人、受験者53人、合格者20人
(2.7倍)

 

採点・評価基準

<社会学類>
 面接では、高校での活動状況も評価対象になると明示されている。

<国際総合学類>
 面接では、日本語・英語両方で質疑がなされる。

 

所感

 社会学類については、高校での総合的な活動実績が決め手になりそう。国際総合学類は面接で英語での質疑があるので、英語でのコミュニケーション能力がポイントになる。一般選抜(前期のみ)は共通テストが重要になるので、高校での評定平均&活動実績と比べて、どちらで優位性を持つか、受験生によって答えは変わってくるだろう。