早稲田大学への入学ルートをみる。学部数が多いので、先ずは文系編。
<補足>
・2025年4月入学者数
・シンガポール校と大阪校の内部進学者は不明
・一般選抜は逆算
政治経済学部
内部進学 276(35.4%)
指定校推薦 76(9.8%)
総合型選抜他 70(9.0%)
一般選抜 357(45.8%)
計 779
内部進学が35.4%で、全学部の中で最も高い。一般選抜は50%を割り込んでいる。
法学部
内部進学 164(21.3%)
指定校推薦 155(20.2%)
総合型選抜他 14(1.8%)
一般選抜 436(56.7%)
計 769
内部進学は21.3%で、政経に次いで高い。指定校推薦も20%と高いが、一般選抜50%台を維持している。
文化構想学部
内部進学 88(10.4%)
指定校推薦 225(26.7%)
総合型選抜他 72(8.5%)
一般選抜 459(54.4%)
計 844
政経・法よりも内部進学が低下する一方で、指定校推薦が26.7%を占める。尚、総合型選抜等72人のうち、41人は外国学生・帰国生を対象にしたAO入試。
文学部
内部進学 64(9.5%)
指定校推薦 170(25.1%)
総合型選抜他 36(5.3%)
一般選抜 406(60.1%)
計 676
文構と似た構成で、指定校推薦が25.1%を占める。一般選抜は60.1%と高め。
教育学部
内部進学 100(10.0%)
指定校推薦 132(13.2%)
総合型選抜他 37(3.7%)
一般選抜 733(73.1%)
計 1,002
入学者数が多く、内部進学・指定校推薦が23%にとどまるため、一般選抜が70%超。
商学部
内部進学 163(17.7%)
指定校推薦 183(19.8%)
総合型選抜他 13(1.4%)
一般選抜 564(61.1%)
計 923
内部進学と指定校推薦を合わせて37.5%。政経や法学部よりも一般選抜が高い。
社会科学部
内部進学 99(15.3%)
指定校推薦 0(0.0%)
総合型選抜他 54(8.3%)
一般選抜 495(76.4%)
計 648
指定校推薦はなく、一般選抜が76.4%と最も高い。
人間科学部
内部進学 21(3.8%)
指定校推薦 131(23.6%)
総合型選抜他 61(11.0%)
一般選抜 341(61.6%)
計 554
指定校推薦が23.6%を占める。
スポーツ科学部
内部進学 17(4.2%)
指定校推薦 0(0.0%)
総合型選抜他 93(22.9%)
一般選抜 296(72.9%)
計 406
総合型選抜が22.9%を占める。
国際教養学部
内部進学 51(12.3%)
指定校推薦 29(7.0%)
総合型選抜他 252(60.7%)
一般選抜 83(20.0%)
計 415
総合型選抜が60.7%と過半数を占める。一般選抜は20%にとどまる。
文系学部全体の特徴(所感)
政経は看板学部として存在感を示しているが、一般選抜の門戸はやや狭く、むしろ内部生の進学ニーズに応える側面が強い。
他方で、文・文化構想・教育・社会科学は一般選抜の比率が高く、広く開かれた早稲田ブランドへの入口を担っている。
法・商はその中間に位置付けられる。
早稲田文系は、内部生優先型、一般受験生に開放された公開型、その中間型が併存するような構造になっている。