公立ルートを行く

公立上位校から学歴ピラミッドのスイートスポットへ

厚木高校の教育課程・入試難易度・大学合格実績(2026年度版)

 厚木高校の教育課程、入試難易度、大学合格実績を独自の視点で見る。

 

教育課程

 厚木高校は高3で文理分けを行う。高2では化学が必修で、物理か生物を選択履修する(全員)。国公立志望の生徒には進路を考える余裕がある一方で、高2で私立文系に切り替える場合は、理数系科目の負担が大きくなる。

 大学受験に向けた効率重視ではなく、理系教育にウエイトを置いている。

 

S値合格者平均・ボーダー

 S値合格者平均985点
 S値ボーダー938点
  差47点(3.9%)

 合格者平均は、全県模試調査による合格者の内申平均と学力検査平均得点、特色検査はステップ受験者得点+3点を合格者平均と仮定して、S値に単純換算した。S値ボーダーは全県模試調査数字。

 入試倍率は1.38→1.13に低下した。

 進学重点校(翠嵐・湘南を除く)の合格ラインとして、換算内申120、学力検査420、特色検査45を仮定した場合、この組み合わせ(→S値949点)でボーダーに届く。

 入試倍率が低く、S値の合格者平均とボーダーの幅は厚い。入試本番で少々しくじっても、合格できる安心感がある。一方で、入試倍率が低いということは、受験者平均と合格者平均の差が小さく、合格者のボリュームゾーンのレベルは高い。

 

大学合格(進学)実績

 大学合格実績は、頂点(東大)から下に向かって眺めるのが一般的。しかし、本ブログでは、学歴ピラミッドのスイートスポット(主に準難関国公立大学)を中心に眺めてみる。

難関10.0%
その他国公立31.7% ←スイートスポット

難関:難関国立10大学+国公立医学部
   +早慶理系+早慶文系上位学部

<早慶進学者数の簡便的推定>
延べ合格者数の47.5%を実進学者数
そのうちの15%を理系学部
残りの85%のうち20%を文系上位学部

<生徒数>
 卒業者数350人(10/29県教育委員会公表資料より)を分母として計算した。尚、浪人率(進学準備等)は16.1%→15.1%で、大きな変化なし。

 

 難関ゾーン合格者35人(10.0%)で、割合としてはそれほど高くない。一方で、スイートスポット合格者111人(31.7%)で、このゾーンが厚い。スイートスポットに合格した生徒は校内の中核層に位置しており、この層の厚みが厚木の魅力。横国現役合格46人はすごい。