公立ルートを行く

公立上位校から学歴ピラミッドのスイートスポットへ

筑波大学生命環境学群の募集人員(2026年度入試)

 筑波大学は、「学歴ピラミッドのスイートスポット」の中核だ。

 学歴ピラミッドとは、東大を頂点とした大学序列の構造を指す。その中でスイートスポットとは、「無理なく届き、質の高い学びと多様な出口を提供する」戦略的な地点のこと。リスクとリターンのバランスが絶妙な位置にある大学群を意味する。

 

 令和8年度入学者募集要項と令和7年度入試実施結果より、生命環境学群の募集人員と入試倍率を確認する。

 総合:総合選抜(前期日程) 
 学類:学類・専門学群選抜(前期日程)
 後期:一般選抜後期日程
 推薦:学校推薦型型選抜
 総合型:総合型選抜

 総合選抜は、入学時に専攻を決めず、2年次に専門学群・学類に移行する入試制度。総合選抜文系(文系に優先移行)、総合選抜理系I(理工系に優先移行)、総合選抜理系II(生物系に優先移行)、総合選抜理系III(情報系に優先移行)がある。学類・専門学群選抜(前期日程)は、いわゆる他大学の学部別入試に相当する。

 上記以外に、グローバル選抜がある。

 

生命環境学群(250人)

生物学類(80人)

・総合選抜20、学類18、後期12、推薦22、
 総合型3、グローバル選抜5
 (総合選抜は2年次受入人数、以下同じ)

・25学類:受験者60、合格者19(3.2倍)

・25推薦:受験者63、合格者22(2.9倍)

 推薦(学校推薦型選抜)の募集割合が27.5%と高い。

 

生物資源学類(120人)

・総合選抜23、学類49、後期15、推薦27、
 総合型なし、グローバル選抜6

・25学類:受験者145、合格者53(2.7倍)

・25推薦:受験者60、合格者29(2.1倍)

 募集人数が一番多い学類。農林生物学コース、応用生命化学コース、環境工学コース、社会経済学コースがある。

 

地球学類(50人)

・総合選抜13、学類21、後期4、推薦10、
 総合型なし、グローバル選抜2

・25学類:受験者65、合格者23(2.8倍)

・25推薦:受験者28、合格者10(2.8倍)

 推薦(学校推薦型選抜)と学類(学類・専門学群選抜)の倍率はイーブン。2024年度の推薦の倍率は1.8倍と低かった。

 

 こうして眺めると、後期日程の募集が少なく、推薦入試の募集が多いことがわかる。