公立ルートを行く

公立上位校から学歴ピラミッドのスイートスポットへ

筑波大学の文系学群募集人員(2026年度入試)

 筑波大学は、「学歴ピラミッドのスイートスポット」の中核だ。

 学歴ピラミッドとは、東大を頂点とした大学序列の構造を指す。その中でスイートスポットとは、「無理なく届き、質の高い学びと多様な出口を提供する」戦略的な地点のこと。リスクとリターンのバランスが絶妙な位置にある大学群を意味する。

 

 令和8年度入学者募集要項と令和7年度入試結果より、人文・文化学群、社会・国際学群、人間学群の募集人員と入試倍率を確認する。

 総合:総合選抜(前期日程) 
 学類:学類・専門学群選抜(前期日程)
 後期:一般選抜後期日程
 推薦:学校推薦型型選抜
 総合型:総合型選抜

 総合選抜は、入学時に専攻を決めず、2年次に専門学群・学類に移行する入試制度。総合選抜文系(文系に優先移行)、総合選抜理系I(理工系に優先移行)、総合選抜理系II(生物系に優先移行)、総合選抜理系III(情報系に優先移行)がある。学類・専門学群選抜(前期日程)は、いわゆる他大学の学部別入試に相当する。

 上記以外に、グローバル選抜がある。

 

人文・文化学群(240人)

人文学類(120人)

・総合選抜30、学類45、後期20、推薦15、総合型5
 グローバル選抜5
 (総合選抜は2年次受入人数、以下同じ)

・25学類:受験者140、合格者55(2.5倍)

・25後期:受験者99、合格者23(4.3倍)

・25推薦:受験者65、合格者16(4.1倍)

 後期日程あり。

 

比較文化学類(80人)

・総合選抜20、学類35、後期なし、推薦16、総合型5
 グローバル選抜4

・25学類:受験者107、合格者45(2.4倍)

・25推薦:受験者55、合格者16(3.4倍)

 

日本語・日本文化学類(40人)

・総合選抜10、学類10、後期なし、推薦14、総合型3
 グローバル選抜3

・25学類:実施せず
 (2026年度から実施)

・25推薦:受験者33、合格者16(2.1倍)

 

社会・国際学群(160人)

社会学類(80人)

・総合選抜20、学類40、後期なし、推薦16、総合型なし
 グローバル選抜4

・25学類:受験者208、合格者46(4.5倍)

・25推薦:受験者81、合格者16(5.1倍)

 倍率が高い。

 

国際総合学類(80人)

・総合選抜20、学類36、後期なし、推薦20、総合型なし
 グローバル選抜4

・25学類:受験者171、合格者39(4.4倍)

・25推薦:受験者53、合格者20(2.7倍)

 推薦入試の倍率が3倍以下(2024年度は2.95倍)。

 

人間学群(120人)

教育学類(35人)

・総合選抜4、学類20、後期2、推薦7、総合型なし
 グローバル選抜2

・25学類:受験者59、合格者24(2.5倍)

・25推薦:受験者37、合格者7(5.3倍)

 

心理学類(50人)

・総合選抜6、学類26、後期3、推薦12、総合型なし
 グローバル選抜3

・25学類:受験者107、合格者32(3.3倍)

・25推薦:受験者52、合格者12(4.3倍)
     (共通テスト利用型)

 心理学類の学校推薦型選抜だけは、共通テスト利用あり。

 

障害科学類(35人)

・総合選抜4、学類16、後期2、推薦11、総合型なし
 グローバル選抜2

・25学類:受験者49、合格者20(2.5倍)

・25推薦:受験者40、合格者11(3.6倍)

 

 ほぼ全ての学類で、学校推薦型選抜の方が学類・専門学群選抜(一般選抜前期日程)より倍率が高い。筑波の学校推薦型選抜は、共通テスト利用なし(人間学群心理学類を除く)で12月上旬に合格発表がある短期戦。