公立ルートを行く

公立上位校から学歴ピラミッドのスイートスポットへ

電気通信大学の総合型選抜(2026年度版)

 電気通信大学は、「学歴ピラミッドのスイートスポット」の一角だ。

 学歴ピラミッドとは、東大を頂点とした大学序列の構造を指す。その中でスイートスポットとは、「無理なく届き、質の高い学びと多様な出口を提供する」戦略的な地点のこと。リスクとリターンのバランスが絶妙な位置にある大学群を意味する。

 

I類・II類・III類の概要

I類(情報系):メデイア情報学、経営・社会情報学、情報数理工学、コンピュータサイエンス、デザイン思考・データサイエンス

II類(融合系):セキュリティ情報学、情報通信工学、電子情報学、計測・制御システム、先端ロボティクス

III類(理工系):機械システム、電子工学、光工学、物理工学、化学生命工学

 I類は情報、II類は情報と工学の融合、III類は純粋理工寄り。

 

総合型選抜の2026年度入試日程

出願期間:9/2〜9/4
第1次選考:9/17 ※I類のみ実施
第1次選考合格発表:10/3
第二次選考:10/21
最終合格発表:11/4

 

募集人員

一般選抜前期日程 354人
一般選抜後期日程 270人
総合型選抜 21人
 I類7人、II類7人、III類7人
学校推薦型選抜 75人
 計720人

 

I類(情報系)の選抜方法

 第1次選考は、書類審査(調査書、志望理由書、活動実績報告書など)と基礎学力検査(数学90分、情報90分、非認知能力調査15分)。

 活動実績報告書は、情報技術に関するアルゴリズム・制作物・解析手法等をまとめた特別活動レポートとPR動画(3分以内)。

 

 第2次選考は、面接(活動実績報告書に関するプレゼンと質疑で30分程度)。

 

 2025年度入試結果は、募集人員7人に対して志願者35人、第1次選考合格者6人、第2次選考合格者5人。

 

II類(融合系)の選抜方法

 第1次選考は、書類審査(調査書、志望理由書、活動実績報告書など)。

 活動実績報告書は、理学・工学・情報学の基礎となる分野における各種コンテスト、学外研究発表会等における活動実績の紹介とPR動画(3分以内)。

 

 第2次選考は、面接(活動実績報告書に関するプレゼンと質疑で30分程度)。

 

 2025年度入試結果は、募集人員7人に対して志願者24人、第1次選考合格者9人(辞退者1人)、第2次選考合格者3人。

 

II類(理工系)の選抜方法

 第1次選考は、書類審査(調査書、志望理由書、活動実績報告書など)。

 活動実績報告書は、科学系オリンピック、学外研究発表会等の活動実績の紹介とPR動画(3分以内)。

 

 第2次選考は、面接(活動実績報告に関するプレゼンと質疑で30分程度)。

 

 2025年度入試結果は、募集人員7人に対して志願者7人、第1次選考合格者4人、第2次選考合格者2人。

 

まとめ

 活動実績報告書の内容と面接でのパフォーマンスが評価される入試制度。UECスクール(大学が実施する高校生向け教育プログラム)への参加も実績として扱われる。I類とII類の入試倍率は高く、穴場的な感じはしない。総合型はチャレンジ枠であり、一般選抜との併願が現実的だろう。