公立ルートを行く

娘が選んだのは公立ルートだった。親は制度と現実を見てちょっと整えるだけ。

将来の自分像はプロジェクトリーダー

 高2娘に「将来何になりたいの?」と聞けば「まだわからない」と答えるはずだ。しかし、将来の自分像ははっきりしている。

 プロジェクトリーダー

 

 何らかの問題があって解決しなければならないのであれば、どんなものであってもいい。複数の人間が集まってグループを作り、メンバーが協調して解決策を見出す。グループのリーダーとして最大の貢献をする。

 

 スタートアップ企業の経営者はプロジェクトリーダーといえる。商品開発プロジェクトの責任者や、文化財の保護プロジェクトの責任者もプロジェクトリーダーだ。

 

 なぜ大学に進学するのか。プロジェクトリーダーとなり、社会に貢献するためだ。

 生きるとは社会に貢献すること

 娘は時々、名台詞を口にする。

 

 世の中の問題は理系と文系に分かれていたりはしない。理系と文系の世界が重なる領域に問題はある。理系・文系のどちらかとなれば理系を目指す。理系は独学は難しいから。しかし、研究者になりたいわけではない。理系を目指すのに研究者は目指さない。これがずっと難問だったが、文理融合型の学部学科を目指すことに行き着いた。

 

 社会工学、管理工学、データサイエンスが目指す分野。文系になるので数学の取り扱いが弱くなるが、社会学、ミクロ経済学、行動科学も対象になる。

 

 娘が一番得意なのは英語。まだ本格的に勉強していないが、英語の次に得意なのは化学だと思う(いずれ自覚するだろう)ので、生命科学や生物化学も面白い。

 

 志望する学部学科はこの辺になる。