公立ルートを行く

娘が選んだのは公立ルートだった。親は制度と現実を見てちょっと整えるだけ。

東京農工大学農学部の後期日程を調べる(2025年6月)

 高2娘の(現時点での)第1志望は筑波大学理工学群。第2志望の学部学科は、第1志望とはあえて少し違うところを探す。生命科学分野は有力候補だ。

 

 東京農工大学農学部の後期日程の2次試験は英語1科目。共通テストの英語と2次の英語を合計すると、英語の配点割合が44.4%と高い。

 

前期日程
共通テスト950点
2次700点
 計1,650点

 ↓

後期日程
共通テスト950点
2次400点(英語1科目)
 計1,350点

 

河合塾ボーダー(共通テスト得点率と偏差値)がどう変化するかを見てみる。
(共同獣医学科を除く)

生物生産学科

前期日程
共通テスト得点率74%、偏差値55.0

 ↓

後期日程
共通テスト得点率80%、偏差値60.0

 共通テスト得点率+3%で1ランクアップ(偏差値で+2.5)と考えると、前期に対して後期は2ランクアップになる。

 

応用生物科学科

前期日程
共通テスト得点率76%、偏差値55.0

 ↓

後期日程
共通テスト得点率82%、偏差値62.5

 共通テスト得点率は東北大学前期日程レベルか(2次試験は英語1科目だから別物)。

 

環境資源科学科

前期日程
共通テスト得点率72%、偏差値52.5

 ↓

後期日程
共通テスト得点率79%、偏差値62.5

 偏差値+10。前期日程から激変。英語1科目だからか。

 

地域生態システム学科

前期日程
共通テスト得点率72%、偏差値52.5

 ↓

後期日程
共通テスト得点率80%、偏差値62.5

 環境資源科学科と同じ。

 

 2025年3月実施の入試結果はまだ公開されていない。2026年度入試については、募集人員300人のうち、一般選抜後期日程が62人(20.7%)。

 

 後期日程には英語が得意な人が集まりそうなので、共通テスト得点率の勝負になる。前期日程で農工大より2ランク上は北大あたりか。しかし、2ランク差だと、後期日程の合否は五分五分だと思う。