東京一科とは、東大、京大、一橋大、東京科学大の4大学を指す。2年前だと東京一工(最後の工は旧東工大)だった。
1年前は東京一科にほぼ関心はなかった。関係のない世界と思っていた。現在高2の娘は、高校入試ではちょうど合格者平均ぐらいだったが、この1年の間に学力が伸び続け、今は一橋に合格した先輩達と同じ立ち位置にいる。自分(親)の想定を上回ってきた。
高1の理数科目が脳を鍛えたと思う。
娘は文理融合系がピタリと合う。いろいろ探してきて、現時点での第1志望候補の筆頭は筑波大学の社会工学類。しかし、家族の中で最もミーハーな自分には「一橋を受けなくて本当にいいのか」という迷いがある。妻は「(娘は)ブランド志向じゃないから」といい、娘に「筑波と一橋のどっちがいいと思う?」と聞けば「筑波」と答える。
筑波社工と一橋を比べてみる。
ブランド 筑波<一橋
東京一科というくらいだから間違いない。しかし、このブランド価値は社会人になるまでがピークで、そこから低下していく。
学び 筑波>一橋
独自の考えで恐縮だが、理系文系に関係なく、高校で数IIIを履修して大学2年までの数学をマスターすれば、一生モノの武器になると思う。
キャンパスライフ 筑波<一橋
首都圏(特に東京、神奈川)在住なら、一橋に軍配が上ると思う。しかし、娘は陸の孤島で仲間とワイワイやるのを好むタイプだ。週に5日も6日も運動部で頑張っているのは、つくばライフに適応するための事前準備なのかもしれない。
入試難易度 筑波>一橋
易しい方が良いという意味。一橋の方が難しいに決まっている。筑波だったら、学校推薦型選抜、総合選抜理系I、学群選抜の3つの選択肢から考えていくことができる。
東京一科に幻惑されてはならない。でも、一橋いいけどね(家族では自分が一番危ない)。来月、妻と二人で筑波大学を見に行く予定。平日なので娘は学校。