この1ヶ月の間に駿台と河合塾の某校舎を訪問した。両方行くと違いがよくわかる。
確かに国公立理系なら駿台、私立文系なら河合塾というのが第一印象。
準難関国公立大学の理系学部が第1志望の場合、駿台の方が河合塾よりも一見良さそうだが、駿台の講座は難しすぎる(too much)かもしれない。
高校生クラス(現役フロンティア)の講座ガイドを見ると、高2・高3クラスで英語・数学・国語の3教科は選抜・難関・標準・基礎の4段階になっているのに、理科は選抜と難関の2段階しかない。
選抜レベルは東大・京大・医学部医学科、難関レベルはそれ以外の難関国立大が目標大学になる。準難関国公立大学が目標の生徒は、理科の難関レベルの講座を受けることになってしまうわけ。
理科の講座のレベルも3段階か4段階に別れていないとおかしいでしょ。
駿台の授業時間は50分×3セットで150分。プロ講師の講義を受ければ気付きは多いだろうけど、結局は自分で演習問題を解かないといけない。講義を受けた後に演習問題に取りかかると、魔法にかかったようにスラスラ解けるようになるならいいけどね。
高1娘は週に5−6日も部活動があるので、高2までは各教科の基礎固めで十分と思うようになった。各教科の傍用問題集解きまくりで、学力は上がってきている。
娘は化学を武器にしたいので、高2で難関化学をオンラインで受講するのもありか、と一瞬思ったが、毎週150分の講義を活かすには150分の予復習が必要になる。駿台の化学受講に計300分の時間投資をすると、学習の全体バランスが崩れそうなので、高2ではやめておく。
という判断をしたことを娘に報告する。自分は娘の大学受験のマネージャー。