去年の2月、娘の公立高校入試の最中に考えたことの一つは、「今から3年も経たずに共通テストの試験を受けるとして間に合うのかな?」だった。
1年経った今、共通テストまでの距離は思っていたより近かったと感じている。
共通テストの教科・科目は以下のとおり:
文系(6/7教科8科目)
国語
地理歴史・公民2科目
数学2科目(数IA、数IIBC)
理科1科目(化学基礎、生物基礎)※
英語(外国語)
情報
※物理基礎、化学基礎、生物基礎、地学基礎から2科目選択(各50点で1科目扱い)
理系(6教科8科目)
文系との違いは、地理歴史・公民が2科目→1科目(通常、公民から1科目選択)、理科が1科目→2科目(物理、化学、生物、地学から選択)になる。
国語:
漢文は手付かずだが、古文の基礎固めはできた。
社会:
公共は得意科目だが、理系志望なので仕上げは後回し。(もし文系だったら、ここに時間を投下することになるだろう)
数学:
数IAの基礎固めはできた。個人塾での先取りにより、高2の夏休み前後に数IIBCが終わり、数IIIに入る。
高2は塾で数III、学校で数IIBCの傍用問題集解きまくり(3周)になるだろう。数学の先取りが共通テストまでの距離を短くしている。私立の中高一貫校はもっと前倒しだと思うが、それに合わせたりしたら消化不良を起こす。
理科:
理系志望なのでまだまだ。高2は理科の発展科目に取り組む。(もし文系だったら、化学基礎と生物基礎の共テ対策に入っていけるところ)
高1では、学校の授業(授業時間中と言うべきか)で理科の基礎科目をしっかり学べている。高校の授業は、スマフォは自由に使えるし、生徒同士で話し合っても良い。娘を含む学習パートナー4人組の教え合いが有効に機能している。高2でもこの方式を継続してほしい。
英語:
得意科目。先日、英検準1級の一次試験に合格した。
娘の学習法はターゲット1400の例文丸暗記(電車での通学中)。単語帳が10年ぐらい使い込んだようになっている。
情報:
得意科目。どこかのタイミング(高3の夏期講習とか)で集中的に取り組むことになるだろう。
大学受験で必要な学習時間は、学校外での学習時間を指すことが多い。3,000時間とか4,000時間とか、とんでもない時間数だ。しかし、毎日学校に行って授業を受けているわけで、その時間を有効に使えるなら話は違ってくる。