最近、高1娘の数学の実力が上がってきたように感じている。娘がお世話になっている個人塾では昨年9月から数IIBCに入っていて、三角関数、指数関数、対数関数、二項定理と進み、今は図形と方程式に入っている。
一つの大きな発見は、娘は数IIBCが得意であること。高校数学は数IA<数IIBC<数IIIの順番に難易度・負荷が上がっていくわけでもないようだ。
娘の通う公立高校では、数IIBCのある単元を少し学んだ後、数IAに戻った。娘の数IAの勉強法は、学校から配られたサクシードを3周すること。テキストがボロボロになっている。
サクシードは数学の授業時間中にもやっていると思う。
父:サクシードって解説が少ないらしいじゃん。どうなの。
娘:自分で色々考えるのに丁度いいんだよ。本当にわからない場合は友達に聞けるし。
世の中的にはフォーカスゴールドの人気が高いようで、塾友の学校はフォーカスゴールドを使っている。しかし、数IIBCではサクシード女子がフォーカスゴールド男子にしっかり着いていっている。
塾では、先生がセレクションして改変した演習問題を解いている。
自分は娘の数学進度に合わせて「数学II・B 入門問題精講」を楽しく読んでいる。図形と方程式の章で、点と直線の距離の公式が出てくる。池田洋介先生曰く「この公式を導く過程は、一度やったら二度とやりたくないくらい煩雑・・」とのこと。
先日、家族で夕食を食べている時に、塾で数学のどの辺を習っているのかを娘に聞いたら「図形と方程式」との返答だった。「今日、休み時間に点と直線の距離の公式、分母にルートのaとbの二乗が出てくるやつ、あの公式の証明をようやく理解できた。自分は公式の証明を理解しないと使えない人なんで」と呟いたので、「え!」と心の中で驚くのと同時に、ニヤリとした。
娘の数学の勉強法は、個人塾での先取り学習、公式の証明理解、サクシード3周。有り合わせのもので間に合わせているわけだが、実は理に適っているかもしれない。個人塾での先取り=予習、公式証明の理解=深い理解、サクシード3周=復習=基礎固め、のサイクルがうまく回っている。