公立ルートを行く

娘が選んだのは公立ルートだった。親は制度と現実を見てちょっと整えるだけ。

希望校に合格してもしなくても本当の自分は変わらない

 2月14日、神奈川県公立高校入試日。去年は最初の英語が難しかったが、今年は午前最後の数学がかなり難しく、数学の実力差が圧縮されてしまったようだ。

 

 特色検査を受ける受験生の場合、今年の入試日程はかなりキツい。多くの受験生が初日の結果について良い感触を持たない中で、土日を過ごして来週月曜日の試験に備えなければならない。

 

 受験の真っ只中は本当にしんどい。希望校に受かった自分と残念だった自分(親なら子供)がまるで別の人間であるかのように想像してしまうからだ。想像の中でのこのギャップは大きい。

 

 でも、希望校に受かっても残念であっても、本当の自分は一人で、ちっとも変わっていない。

 

 全力で取り組んだ経験が財産になる。全力で取り組むことは自分次第だが、結果はコントロールできない。コントロールできることに集中するしかない。どっちの結果でもそれを受け入れて前に進んでいけば、その先にはいいことが待っている。人生はそういうものだ。

 

 高校受験は真の学びのスタート地点。来年の今頃、それがわかる。現代の国語、言語文化、歴史総合、地理総合、公共、数学IA、物理基礎、化学基礎、生物基礎、英語コミュニケーション、論理・表現、情報、総合的な探究の時間。面白い授業や先生に必ず出会う。そして、一生の友にも出会う。

 

 高1娘は2年後に大学受験。大学受験に全力で取り組んだ娘がそこにいることを願う。