高1娘の公立高校受験で、我が家は自分のベスト校戦略(自分が勝手にネーミング)で合格を勝ち取った。自分のベスト校戦略とは、合格ゾーンど真ん中の学校を受験することを指す。
大学受験では、ど真ん中は少し保守的過ぎるので「合格安全圏の学校を受験する」に変更しようと思う。
自分のベスト校をいつ決めるかが重要で、娘は中2の前半に志望校を決めた。娘が中1の時に、自分が「この学校いいな」とよく呟いていたらしい。娘はその呟きを参考にしながら、最終的には自分で志望校を決めた。
手前味噌になるが、自分は娘に一番合う学校はどこかということだけを考え続けて、娘が今通っている学校に関心を持った。親がある学校のブランドに憧れてしまうと、子供は親の期待を意識的か無意識的に感じて、その期待に応えようとして志望校を決めると思う。子供に一番合う学校がどこかに焦点を合わせられるかだ。
自分のベスト校という目標に向かって長い期間にわたって努力し、最後に合格する。これが最高の成功体験になり、大学受験につながっていく。
高校時代には、一生の友(親友)ができる可能性が高い。子供には自分のベスト校で一生の友に出会ってもらいたい。
高校受験を経て進学校に進む公立ルートの最大の難所は高1の前半に訪れる。中学校の時よりもはるかにタフな定期テストや外部模試が待っている。ここで少なくとも真ん中より上に行きたい。
2月末までは入試本番と合格発表のことしか考えない。合格したら「歓喜の3月」だ。友達とディズニーランドには間違いなく行く。しかし、4月に入って考え始める(不安になり始める)ことは、定期試験や外部模試の校内順位がどうなるかだ。
自分のベスト校戦略で合格した学校であれば、公立ルートの最大の難所を乗り越えられる。