公立ルートを行く

公立中学校、公立高校で文武両道を貫き、国公立大学合格を目指す

東京理科大学の複数方式・学科併願シミュレーション(2025年度版)

 東京理科大学は1学年4000人規模で、理工系専門大学としては規模が大きい。工学部と名の付く学部が3つもある(工学部、創域理工学部、先進工学部)。

 一般選抜は5方式からなり、併願が可能なので、併願パターンによって入学検定料がどうなるかを見ていきたい。

 

一般選抜5方式
A方式:共通テスト利用
B方式:大学独自入学試験
S方式:同上(創域理工学部2学科限定)
C方式:共テ&大学独自試験併用
グローバル方式:英語資格・スコア利用

 

入学検定料
A方式 19,000円(1学科)
その他方式 35,000円(1学科)
      55,000円(2学科)

 

ケース1 
工学部 機械工学科

A方式、B方式、C方式に出願
入学検定料89,000円
試験日
 B方式 2/8
 C方式 2/18

 配点構成の違う方式(B、C)で2回チャレンジできる。でも、1学科だけの受験者は少ないように思う。

 

ケース2
工学部 機械工学科
&創域理工学部 機械航空宇宙工学科

A方式(1学科)、B方式、C方式またはグローバル方式(各2学科)に出願

入学検定料129,000円
試験日
 B方式(機械航空宇宙)2/6
 B方式(機械工学)2/8
 C方式orグローバル方式(両学科)2/18

 志望分野に関係する学科が複数ある場合、2学科受けるパターンが多いと思う。しかし、1つの大学に入学検定料129,000円を使うのはきつい。

 

ケース3
創域理工学部 電気電子情報工学科
&先進工学部 電子システム工学科

A方式(電気電子情報工学科)、S方式(同左)、B方式(2学科)、C方式(2学科)に出願

入学検定料164,000円

電気電子情報工学科の試験日
 S方式 2/3
 B方式 2/6
 C方式 2/18

電子システム工学科の試験日
 B方式 2/4
 C方式 2/18

 入学検定料164,000円は払えない。C方式をやめるだろう。

 

ケース4
工学部 機械工学科
&創域理工学部 機械航空宇宙工学科

B方式(2学科)に出願

入学検定料55,000円
試験日
 B方式(機械航空宇宙)2/6
 B方式(機械工学)2/8

 早慶を併願せず、A方式で合格の可能性があるなら19,000円追加で74,000円。

 この併願プランいいかも!!

 

入試難易度(河合塾ボーダー)

工学部 機械工学科
A方式 共テ83%
B方式 60.0
C方式 共テ81%/60.0
グローバル方式 60.0

創域理工学部 機械航空宇宙工学科
A方式 共テ81%
B方式 60.0
C方式 共テ78%/55.0
グローバル方式 57.5

 工学部は葛飾キャンパス、創域理工学部は野田キャンパス。

 

先進工学部 電子システム工学科
A方式 共テ80%
B方式 60.0
C方式 共テ77%/60.0
グローバル方式 57.5

創域理工学部 電気電子情報工学科
A方式 共テ78%
B方式 57.5
S方式 55.0
C方式 共テ78%/57.5
グローバル方式 57.5

 先進工学部は葛飾キャンパス。