東京理科大学の一般選抜は以下の5方式:
A方式:共通テスト利用
B方式:大学独自試験
S方式:大学独自試験
(創域理工学部2学科対象)
C方式:共通テスト&大学独自試験併用
グローバル方式:英語資格・スコア利用
複数方式併願可(但し、C方式とグローバル方式の併願不可)。A方式は1学科のみ出願。B方式は、異なる試験日の学部・学科を併願可。また、同一試験日でも試験科目が同じなら2学科まで併願可。C方式とグローバル方式は2学科まで併願可。
募集人員
A方式 591名
B方式 1,517名
S方式 37名
C方式 287名
グローバル方式 164名
計2,596名
A方式(共通テスト利用)
共通テスト成績だけで合否が決まるので楽ちんそうだが、ボーダー得点率(河合塾)は高い。
また、入学金納付期限が2/19なので、早慶理工学部の合格発表前に30万円を納めなければならない。A方式でサクッと合格をゲットできる受験者は早慶も併願するように思うので、不思議でならない。
出願期間 1/7-1/17
共通テスト 1/18-1/19
合格発表 2/15
入学金納付期限 2/19
学費等納付期限 3/11
共通テスト利用科目
(工学部・創域理工学部・先進工学部他)
英語(外国語)200点
数学(数IA、数IIBC)200点
理科200点
(物理、化学、生物、地学から1科目)
国語または情報1 100点
ボーダー得点率は概ね80%以上と高いが軽量タイプ(4教科5科目)なので、国公立理系(6教科8科目)のボーダー得点率との単純比較はできない。
これがメイン!
B方式(大学独自の入学試験)
試験科目
数学(100分)100点
英語(60分)100点
理科(80分)100点
理科は学科によって科目指定あり。
出願期間 1/7-1/23
試験日 2/2-2/8
合格発表 2/20-2/23
入学金納付期限 2/27または2/28
学費等納付期限 3/11
入学金納付期限が2/27以降なので、早慶理工学部の合否を確認できる。
S方式(創域理工学部2学科のみ)
電気電子情報工学科(2/3実施)と数理科学科(2/6実施)を対象に実施される大学独自入学試験。
電気電子情報工学科:
数学100点、英語100点、物理200点
数理科学科
数学300点、英語100点
わかりやすい配点構成だ。B方式と併願できるので、同じ学科に違う配点構成でチャレンジできる。※電気電子情報工学科のB方式は2/6、数理科学科のB方式は2/3に実施される。
C方式(共テ・大学独自試験の併用)
共通テストは国語と英語(各100点)、大学独自試験は数学と理科(各150点)。
出願期間 1/7-2/9 ←長い
試験日 2/18
合格発表 3/1
入学金納付期限 3/5
学費等納付期限 3/11
国公立大学が第1志望で国語(配点割合20%)が得意な受験者は、B方式とC方式を併願したくなるかもしれない。国公立大学の合格発表は3/6から始まるが、その前日に入学金納付期限が設定されている。
グローバル方式
英語スコア(英検の場合、CSE1400以上が要件)を提出すれば、数学と理科の2科目試験(各150点)。英検の場合、CSE2000で15点加算、CSE2400で20点加算。従って、英語力はほぼ関係ない。
グローバル方式というより、英語力圧縮方式のネーミングの方が良さそうだが。
出願期間 1/7-1/23
試験日 2/18
合格発表 3/1
入学金納付期限 3/5
学費等納付期限 3/11
東京理科大学は工学部と名の付く学部が3つもある(工学部、創域理工学部、先進工学部)。次回は、東京理科大学の中で複数方式を併願する場合に入学検定料がいくらになるかをシミュレーションする。