高1の娘は理系に進むつもりだが、実験室で6年過ごすようなタイプではない。本人もそれがわかっているので、自分の進路について思いあぐねているようだ。
体系的知識を習得できること、文理両分野の人と連携しながらプロジェクトを動かすこと、の2つの条件を満たす学部はどれかと考えたとき、データサイエンス学部かな、と思うようになってきた。
「俺が思ってどうするよ」なのだが、大学学部の選定についてはなぜか耳を傾けてくる。ここだけは娘に信用されているようだ。
2024年12月時点で、以下の3つの学部を文理融合学部ビッグ3(父セレクション)と呼びたい。
筑波大学 理工学群 社会工学類
千葉大学 情報・データサイエンス学部
横浜市立大学 データサイエンス学部
それ以外の候補を幅広に挙げると、横浜国立大学都市科学部環境リスク共生学科、東京都立大学都市環境学部地理環境学科。九州大学共創学部は魅力的だが、地理的に遠いのと、文系寄りな印象を受ける。広島大学総合科学部や金沢大学融合学域も気になるが、大学入試は文系・理系の両タイプがある。
就職も大学も実際に入ってみないとわからない。文系入試でも理系入試でも入れる学部は、本当に文理融合なのか不安がある。
娘にビッグ3を推奨してみたが、ピンとはきていない。化学基礎は大変だ大変だと言いつつ、結構楽しんで勉強しているので、化学科を目指す可能性はある。生物基礎もタンパク質の合成などは面白いという。但し、マウスは見たくないようだ。文系の可能性もないわけではない。心理学を学びたいと言い出すかもしれない。
どうなっていくか、2025年が楽しみだ。