今回は、横浜市立大学の公募制学校推薦型選抜にフォーカスする。
日程
出願期間 1/7-1/24
合格発表 2/12
募集人員
国際教養学部 30名
国際商学部 15名
理学部 10名
推薦要件等
人数制限なし。
主な出願書類
調査書、推薦書、志望理由書。
選抜方法
共通テスト成績及び出願書類による総合評価。
共通テストの指定科目・配点
国際教養学部・国際商学部
国語200点、地歴公民200点、数学200点、理科50点、情報50点、英語(外国語)300点の計1000点。
標準的な配点に比べて、理科が▲50点、英語+100点になっている。
理学部
国語200点、地歴公民50点、数学200点、理科200点、情報50点、英語(外国語)300点の計1000点。
標準的な配点に比べて、地歴公民▲50点、英語+100点。
2024年度入試結果
国際教養学部 30名
志願者115名、合格者31名。
共テ合格者平均743.79点(74.3%)、共テ合格最低点711.00点(71%)。
河合塾ボーダー偏差値55.0/共テ66%
(一般選抜A方式)
国際商学部 15名
志願者72名、合格者15名。
共テ合格者平均752.84点(75.3%)、共テ合格最低点721.40点(72.1%)。
河合塾ボーダー偏差値55.0/共テ69%
(一般選抜A方式)
英語の配点割合が高い部分はあるが、共通テスト得点率70%以上でないと合格できない。共通テスト対策に本気で取り組んできた受験生でないと届かない水準だ。
共テ得点率74-75%もあるなら、さらに上を狙えないのかとも思うが、例えば横国経営だとちょっと厳しい。東京都立か横市かとなると、自宅から通える方を選ぶだろう。
尚、MARCHの学部別入試の合格発表は2/20以降なので、横市の公募制学校推薦型選抜に合格したら諦めなければならない。
理学部 10名
志願者47名、合格者8名。
共テ合格者平均734.88点(73.5%)、共テ合格最低点713.80点(71.4%)。
河合塾ボーダー偏差値50.0/共テ68%
(一般選抜)
共テ73.5%取れるなら、東京都立大学の一般選抜を狙うか、迷うかもしれない。ところで、東京都立大学理学部の一般推薦入試は年内入試(共テなし)なので、すでに決着している。高校側では、出願時期の違う推薦入試の校内選抜をどうやっているのだろうか。来年には知りたい情報だ。