朋優学院高校は、1946年に中延学園高等女学校として設立。2001年に男女共学化し、現在の校名に改称。
教育課程
高1は全コース共通で、社会は地理総合と歴史総合、理科は基礎3科目を履修する。高2で国公立TG文系、国公立AG文系、国公立TG˝理系、国公立AG理系、文系TG、理系TG、数理AGに分かれる。
SGが見当たらない。高1ではTG、AG、SGの背番号を持つが、1年間の成績によってTGかAGになるものと理解する。
一般入試(併願優遇)
5教科内申24以上。出席日数等の付帯条件がある。この基準を満たせば、入試3科目の得点130点(得点率43.3%)以上で合格となる。
辞退可。桐蔭学園高校の一般入試B方式(併願確約制度)に出願する場合、朋優学院高校の一般入試(併願優遇)には出願できない(オープン入試は出願可)。
併願確約ではないので、一般入試の準備が必要。国私立高校の一般入試を本気で受けるプランの受験生向き。
大学合格実績
国公立大学合格109名(現役98)。東京2、東京科学(旧東京工業)3、一橋2、北海道6、東北6、名古屋2、九州2、筑波4、神戸1、横国7、千葉4、東京農工1、電通4、東京外語3、東京都立8、横浜市立4。
卒業生数が開示されていない。400-450人程度とすれば、国公立大学現役合格率は21.8-24.5%になる。
早稲田62、慶應26、上智48、東京理科39(早慶上理175)、GMARCH625。
国公立+早慶上理+GMARCHへの進学率は相当高そうだ。
昨年の11月、妻が仕事で付き添いができなかったので、娘と一緒に朋優学院高校のオープンスクールに行った。校舎が綺麗なのに感動し、自分は「この学校いいね」と思ったが、娘は「学校という感じがしない」と一言ボソリだった。
川崎市と東京寄りの横浜市の受験生(公立第1志望)にとっては、非常に有力な併願先であることは間違いない。