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市ケ尾高校の教育課程・大学合格実績・入試難易度(2025年度版)

 市ケ尾高校(1974年創立)は横浜市北部の公立上位校。運動部の活躍が目立つ。

 以下、教育課程、大学合格実績、入試難易度を見ていきたい。

 

 2024年度高校野球神奈川大会ベスト16。バスケットボール(女子)、ハンドボール(男女)、バドミントン(女子)も強い。

 

教育課程

 50分×6時限。高1では、社会は地理総合と歴史総合、理科は基礎3科目を履修する。高2では、Aタイプ(副教科1、古典探究、日本史探究/世界史探究)、Bタイプ(数学B、古典探究、日本史探究/世界史探究)、Cタイプ(数学B、化学、物理/生物)のいずれかのタイプを選択履修する。高3では、Aタイプ(古典探究、日本史探究/世界史探究)、Bタイプ(数学I、生物/化学)、Cタイプ(数学III、数学C)のいずれかのタイプを選択履修する。

 Aタイプ:私立文系、Bタイプ;国立文系・医療系、Cタイプ:国私立理系になる。

 

大学合格実績

 2024年度入試(卒業生392名)は、国公立大学合格22名、早慶上理合格19名、GMARCH合格275名。国公立大学現役合格率は5.6%。浪人率は9.8%(前年度)。

 横国2、千葉1、東京農工1、東京都立7、横浜市立4。

 国公立+早慶上理+GMARCHへの現役進学率は30%台前半と推定する。

 

入試難易度

 入試選考基準(1次選考)は内申5、学力検査5の55型。内申では、副教科の高得点1科を2倍にする重点化あり。入試倍率は1.16倍で前年度より少し下がった。2024年度入試の合格者平均は、内申114.9、学力検査359.9、全県模試偏差値59.6。2025年度神奈川県高校受験案内(声の教育社)より。

 S値合格者平均(単純合計)は785点で、第1次ボーダーは740-745点とのことなので、合格者平均とボーダーの幅は40-45点。数値的には内申110、学力検査340点あたりがボーダーラインになる。

 

 もし公立高校の各運動部の夏の県予選成績を数値化して総合できたとしたら、市ケ尾高校は相当上位にランクされるのではないかと思う。勉強もできて、高校の部活動で活躍したい中3生が狙う学校だ(レギュラーになるのは大変そうだ)。