滋賀大学データサイエンス学部の令和7年度入試の概要がHPで公表されている。
総合型選抜I(オンライン講座受講型)については、出願(9/2〜9/6)に先立ち、オンライン講座を受講する必要がある。受講期間は6/14〜9/13なので、もう戦いは始まっている。
以下、令和6年度からの変更点を見ていきたい。
募集人員
- 一般選抜は70人から110人(前期日程70人、後期日程40人)に拡大する。
- 総合型選抜I(オンライン講座受講型)は30人から40人(一般枠20人、女子枠20人)に拡大する。女子枠の登場だ。
一般選抜後期日程
個別学力検査型(募集人員30人)と面接型(同10人)の2区分になる。
面接型の配点は、大学入学共通テスト600点(3教科4科目)、面接100点で、共通テスト得点率75%以上で第一段階選抜合格となる。第二段階選抜は面接(15分)のみなので、実質的に共通テスト特化型(共通テスト成績を最も重視)だと思う。
総合型選抜I(オンライン講座受講型)
- 共通テストの利用がなくなる。最終合格発表は11/1の短期決戦だ。
- 女子枠では調査書の成績(全体の学習成績の状況)が10倍して得点化される。
選抜方法は、第1次選考は出願書類100点、総合問題(試験)100点。統計等の資格(最大30点加点)も考慮される。女子枠は調査書の学習成績50点が加わる。第2段階選抜は面接(15分)で、対面またはオンラインを選択できる。
一般選抜前期日程の共通テストボ合格者平均得点率は69.1%(合格最低得点率は60.1%)、一般選抜後期日程(個別学力検査型)の共通テスト合格者平均得点率は76.7%(合格最低得点率は70.0%)。共通テストの得点力が70%台半ばであれば、後期日程は有力な選択肢になる。共通テストの得点力が60%台半ばであれば、総合型選抜Iにチャレンジしてみたい。